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簿記試験・簿記検定の申込方法から試験内容について徹底解説!

簿記検定のなかで最も規模の大きい「日商簿記検定」は、一部上級試験を除けば、学歴、年齢、性別、国籍などを問わず、誰でも受験が可能な資格試験です。
この記事では、試験日・試験会場・出題範囲などの試験概要、必要な持ち物についても詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

更新日:2021-09-21(公開日:2019-02-08)

この記事を監修したのは

公認会計士:佐久間 清光 氏

公認会計士:佐久間 清光

日商簿記検定試験の試験日は?受験料や申込方法も紹介!

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受験級により試験日が異なる
日商簿記検定試験は、受験する級によって試験日が異なります。
学習計画の立て方や、受験手続きを失敗しないために、こちらもおおよその日程を把握しておいてください。
全国どこで申し込んでも試験日は同じです。

初級の場合
まず、初級から見ていきましょう。
基本的に、試験の約2ヶ月前に受験希望地の商工会議所へ問い合わせ・申し込みとなりますが、初級だけは例外です。
インターネットでの受験となり、随時試験が実施され、間際でも申し込みが可能なため、受験しやすい形式になっています。
詳細な日時は商工会議所ネット試験施行機関が決定するので、そちらで直接ご確認ください。

3級・2級の場合
次に、3級・2級ですが、毎年2月・6月・11月の3回実施されます。
過去5年の試験日を見ていくと、いずれも2月の第4日曜日、6月の第2日曜日、11月の第3日曜日におこなわれています。

1級の場合
1級は年2回の実施で、6月・11月は3級・2級と同じ日に実施されますが、2月の試験はありませんので注意が必要です。

2021年の試験日
2021年以降の試験日は、公式ホームページなどでも発表されています。

・第157回:2021年2月28日(日)
・第158回:2021年6月13日(日)
・第159回:2021年11月21日(日)
・第160回:2022年2月27日(日)

2021年2月は特例で、1級試験も3級・2級と同日に実施されました。

受験を決めたら、必ず試験実施日の確認をしましょう。

※2020年12月より、既存方式に追加して3級・2級でも指定会場でのネット試験方式(CBT方式)が導入されました。
詳しくは商工会議所のホームページをご確認ください。

日本商工会議所「簿記 検定試験」

>> 簿記の種類についてはこちら

日商簿記検定試験の手数料は?

日商簿記検定試験の受験料も受験する級によって異なります。
金額は下記のとおりです。

受験料
1級:7,850円(税込)
2級:4,720円(税込)
3級:2,850円(税込)
初級:2,200円(税込)

また、「4級」は2017年2月の試験を最後に廃止され、4月に「初級」が創設されました。

手数料が異なる場合も
受検料は全国で統一されていますが、システム利用料や、事務手数料(受験票・Web成績表・合格証などの費用)として別途数百円が必要になる場合もあります。
そのため、実際に自身が受験をする各商工会議所での申し込みの際にご確認ください。

簿記検定試験はどこで申し込むの?

商工会議所に申し込む
日商簿記は、日商簿記検定を実施している商工会議所で申し込めます。
申込受付期間、申込方法は各商工会議所で異なり、すべての商工会議所が検定試験を実施しているわけではないのでご注意ください。

ご自宅の近くの商工会議所で申し込まれる方がほとんどですが、勤務地の近くや実家付近など、受験を希望する場所の商工会議所でも申し込みが可能です。

受付方法
原則、窓口での受付になりますが、商工会議所によっては郵送やインターネットでの受け付けができる場合があります。
また、申込用紙を書店などで配布している商工会議所もあります。

受付可能な商工会議所はインターネットで検索できますので、そちらで受験を希望するエリアの商工会議所を探してみてください。
インターネット環境がない、わかりづらいなどの場合でも「商工会議所検定情報ダイヤル」で確認できます。

簿記検定試験会場はどこ?試験時間や出題範囲も紹介!

1~3級の簿記検定試験会場は全国にあり、自身で好きな「受験地」を選べます。

商工会議所指定の教育施設
試験は申し込み先の商工会議所が設けた高校、大学、専門学校などの教育施設になります。
実際の試験会場は、申し込みの際に選べるわけではありません。
申し込み後に送られてくる受験票に記載されており、事前の問い合わせには答えてくれません。
なお、申し込み後のエリア変更は受け付けられませんのでご注意ください。

また、好きな受験地を選べる簿記試験ですが、東京など場所によっては制限がある場合も想定されますので、事前にご確認ください。

ネット試験方式もあり
初級試験については商工会議所ネット試験となり、商工会議所が認定した「商工会議所ネット試験会場」で試験が実施されます。
ご自宅での受験はできませんので、注意しましょう。

※2020年12月より、既存方式に追加して3級・2級でも指定会場でのネット試験方式(CBT方式)が導入されました。
詳しくは商工会議所のホームページをご確認ください。

簿記検定試験に必要な持ち物は?参考書は持ち込める?

簿記検定試験に際して絶対に必要なものは、以下のとおりです。

受験票
大切なものですが、忘れたり、紛失したりした場合は試験会場で再発行してもらえます。
念のため「試験会場」と「受験番号」を書いたメモを別に持っておくとよいでしょう。

筆記用具
鉛筆、またはシャープペンシルを3本以上持っておきましょう。
もし試験中落としたり、芯が折れてしまっても慌てずに試験が続けられます。
同様に消しゴムも2個以上持っておくと安心です。
シャープペンシルを使う場合は替え芯の準備も忘れないようにしましょう。

電卓(そろばんも可)
使い慣れたものを持参しましょう。
電卓は計算機能(四則演算)のみのものに限られます。
辞書機能やプログラム機能、メロディー機能、印刷機能などのついた多機能電卓や、携帯電話、スマートフォンなどは使用不可となっています。

身分証明書
試験会場では本人確認が行われるため、運転免許証、パスポート、学生証など、氏名・生年月日・顔写真の3つがすべて確認できるものが必要です。

参考書
試験会場に持っていくことは可能ですが、試験中には見ることができません。
あまり欲張らず、試験が始まるまでに見直したい参考書やまとめたノートなどを持っていくことをおすすめします。

腕時計
会場によっては時計がなかったり、時計があっても見づらい席になることがあるので、腕時計があると安心です。
小さくても置時計は不可なので、これも音が出ず、通信機能のないごく普通の腕時計に限られます。

その他
この他には、ひざ掛けや上着などの防寒具、記憶力を高めたり、疲れを癒すためのガムやチョコレートなども持っておくとよいでしょう。
会場によってはスリッパが必要なこともあります。

試験当日の朝、慌てて準備をしたり、忘れ物をしたりすると気持ちが焦って十分に実力が発揮できないことがあります。
早めに準備をして、前日の夜もう一度見直しましょう。

簿記検定試験の試験時間はどのくらいかかる?

試験時間
簿記検定試験は、受験する級によって試験時間も異なります。
1級:3時間(午前9時から開始。途中15分休憩があります。)
2級:2時間(午後13時30分から開始)
3級:2時間(午前9時から開始)
初級:40分

また、3級・2級については、2021年度より試験時間が以下のとおり変更になり、統一試験日に2回実施されます。
商工会議所によっては1回のみの場合がありますので、事前に確認しましょう。

2級:90分(午後1時半と午後4時から開始)
3級:60分(午前9時と午前11時から開始)

余裕を持って会場へ
この他に試験の説明や、試験問題の配布、解答用紙の回収などで30分ほどかかります。
開始時間ぎりぎりに到着して慌てることのないよう、事前に受験票などで集合時間を確認し、時間に余裕を持って試験会場に行くことが大切です。

簿記検定試験初級~1級までの範囲の違いは?

初級の出題範囲
簿記初級は3問出題されます。
問題内容は以下のとおりです。
第1問目:簿記の基本原理、用語等についての問題
第2問目:期中取引の処理、仕訳問題
第3問目:月次の集計、試算表の作成等の問題

3級の出題範囲
簿記3級では5問が出題されます。
問題内容は以下のとおりです。
第1問目:仕訳問題
第2問目:帳簿記入の問題
第3問目:試算表作成の問題
第4問目:伝票会計、訂正仕訳、決算仕訳等の問題
第5問目:精算表または財務諸表を作成する問題

なお、2021年度より出題問題数が3問以内へ変更になります。
詳細については公式ホームページをご覧ください。

2級の出題範囲
簿記2級の試験は「商業簿記」と「工業簿記」が出題されます。
特に2級は平成28年4月1日以降の試験から出題区分が変更されており、3級の範囲だった売買目的有価証券の処理や、1級の範囲だった連結決算、電子記録債権・電子記録債務、ソフトウェアの処理などが追加されたため、難易度が上がっているともいわれます。

1級の出題範囲
簿記1級の試験範囲は、「財務会計」と「管理会計」を合わせた「企業会計」といわれるものすべてです。
科目として大きく分けると「商業簿記」「工業簿記」「会計学」「原価計算」の4つとなり、2級までの簿記がしっかり身についていることを前提とした広い範囲が出題されます。
商業簿記や工業簿記は2級でも出題範囲に入っていましたが、当然これまで以上の広い範囲と難易度の高さで出題されます。

>> 簿記1級の詳細はこちら
>> 簿記2級の詳細はこちら
>> 簿記3級の詳細はこちら

まとめ

ここまで日商簿記初級から1級まで、詳しくお話してきました。
級別の試験概要や、出題範囲などをおわかりいただければ幸いです。

全国どこで申し込んでも試験問題や実施時間、採点基準、受検料は同じです。
日商簿記検定は、各商工会議所により申込受付期間や申込方法が異なりますので、事前の確認が必要となります。
うっかり申し込みが遅れて、受検ができないことがないよう、日にちに余裕をもって準備を始めましょう。

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監修者プロフィール

この記事を監修したのは

佐久間 清光 氏

公認会計士:佐久間 清光

公認会計士

有限責任あずさ監査法人のパートナー(2018年退任)
さくま会計事務所の所長(現任)
監査法人MMPGエーマック代表社員(現任)
フェリス女学院の監事(現任)
神奈川大学の非常勤講師(現任)
さくま式簿記講座の講師(現任)

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