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トリマーとして独立・開業する方法について紹介します!

トリマーとして独立・開業する方法について紹介します!

独立・開業を目指してトリマーになりたい方や、すでに経験のあるトリマーの方にも役立つような独立・開業の方法についてご紹介します。

動物病院やペットショップ・サロンで一定の年数を勤務をして経験を積み、技術と経験さらにノウハウなどがついてくると、個人での独立・開業を視野に入れる方も多いのではないでしょうか。
ぜひこの記事を参考にしてください。

更新日:2023-09-29(公開日:2020-09-03)

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ACCEL JAPAN アンバサダー 岡田結実
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トリマーとして独立・開業は可能?

トリマーとして独立・開業は可能?

独立・開業は可能!将来性のある仕事

経験や技術、店舗運営ノウハウや集客方法を学ぶことが前提

結論からお話しすると、トリマーが独立・開業をすることはもちろん可能です。

当然ですが、大切なのは独立・開業するまでにトリマーとしての経験や技術を積んでいくことはもちろん、店舗運営のノウハウや集客方法なども学んでいく必要があることでしょう。

独自のサービスやトリミングなどの技術がそのまま商品になることもあります。
どのような技術や経験を積んでいけるかが、開業・独立への近道になるともいえます。

ペット業界の将来性について

開業・独立となると業界自体の将来性なども気になるところですが、トリマーを取り巻くペット業界の将来性についても明るい面もあります。

ペットの飼育数に関していえば、ペットの家族化のポジティブな影響を受けつつも、ペットの飼育数だけで見ると伸び悩んでいる部分はあります。

しかし、ペット市場全体でとらえると、ペット用品の販売やペットへの支出は年々増加・拡大傾向にあります。

ペット・ペット用品販売額の推移

ペット・ペット用品への支出
※グラフ引用:経済産業省/ペット産業の動向-コロナ禍でも堅調なペット関連産業-

経済産業省が2022年に発表したペット産業の動向データによると、コロナ禍においても堅調な推移を見せています。

自身のペットに費用をかける飼い主が増えるなど、ペットへの関心の高さが現れていると考えられます。

付加価値の提供が成功の鍵

今後、トリマーとして独立開業を考えている方は、飼い主の求めるニーズに合った適切な付加価値のあるサービスを提供できると、将来性のある運営ができるのではないでしょうか。

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トリマーが独立・開業する方法は?

トリマーが独立・開業する方法は?

さまざまな独立・開業の方法がある

トリマーとして独立・開業をしていく方法はさまざまあります。
代表例として、フリーランスで独立する場合と、ペットショップやペットサロンを開業する場合を以下に解説します。

(1)フリーランスのトリマーとして独立する

顧客からの信頼を得る

フリーランスのトリマーとして働く場合は、確かな技術と安定して多くのお客様から指名を貰えるほどの信頼が必要となります。

飼い主の方から信頼してもらうには、普段からお預かりしている大切なペットの些細な変化も見逃さない、きめ細やかな対応が大切になってきます。

幅広い知識と経験が必要

トリミング技術も大切ですが、ペットに関する幅広い知識と経験を身につけることで飼い主の方のさまざまなニーズに応えることができます。
例えば、しつけやダイエットなどの飼育管理面で知識と経験が豊富であれば、アドバイザーとしても活躍できるでしょう。

フリーランスのトリマーを具体的にはじめるには

訪問型のトリミングサービス

店舗を構えず個人でトリミングサービスを始める場合は、飼い主の方の自宅などに訪問してサービスを提供するケースが想定されます。

テナント料や光熱費など、店舗にかかる分の費用が発生しないため、店舗型よりもずっと安価に始められるのがメリットといえるでしょう。

なお、訪問型の注意点としては以下が挙げられます。


  • 作業環境の勝手が毎回異なる

  • どのエリアまで対応するか(車は必要か等)

注意点を踏まえ、自分が対応できる範囲をしっかり把握しておくことがポイントです。

また、個人でフリーランスを始める際は、集客も考える必要があります。
広告費など予算に応じた選択も必要になってくるでしょう。

サービスの提供内容を決める

フリーランスのトリマーは、基本的に1人で作業をおこないます。
作業効率と時間単価を考慮したサービス提供内容の検討が推奨されるでしょう。

トリミングをおこなうとなれば、シャンプー・カット・ドライヤーは最低限必要になりますので、時間も工数もかかります。

グルーミング(耳掃除や爪切り、健康チェック)だけとなれば、トリミングに比べて作業時間や工数も減りますのでフリーランスとして始めやすいかもしれません。

ペットショップやペットサロンと契約する

フリーランストリマーは、ペットショップやペットサロンと契約し、仕事が入った場合にトリミングを担当するという手段もあります。

広告費をかけずに仕事が受注できるため、コストパフォーマンスが高い働き方といえるでしょう。

なお、雇用ではなく業務委託での就労となりますので、給料(時間単位か件数単位か)や勤務時間については契約先への交渉・確認が必要です。

複数掛け持ちをする場合は、バッティングするなど契約先に迷惑がかからないスケジュール調整も重要となります。

(2)ペットサロンやペットショップの開業・経営

店舗経営スキルやノウハウが必要

ペットサロンやショップで開業独立する場合は、自身のトリマーとしての技術や経験以外にも、店舗経営のスキルやノウハウを身につける必要があります。

トリミングの技術や知識だけでは、サロンやショップ経営は難しいものです。
開業準備(独立資金の調達や必要書類の申請など)を済ませたら、店舗を経営していくための集客方法などを学んでいきましょう。

差別化し独自のカラーを出す

また、トリミングだけでなく、ドッグカフェやペットホテルなどの併設検討するとよいかもしれません。

ほかのサロンやショップとの差別化をはかり、強みや独自のカラーを出せるようにしていくことが大切です。

ペットサロンやペットショップを具体的にはじめるには

事業内容と開業予算を決め、資金調達をおこなう

開業する場合は、まず事業内容と開業予算を決め、資金調達をおこないます。

事業内容や店舗規模・立地などによって開業にかかる予算は異なります。
銀行から融資してもらえるかどうかも影響するでしょう。

無理のない経営ができるように計画を立てることが推奨されます。

店舗を決める

次に、どこに店舗を構えるかを決めていきます。


  • ビルや商業施設内のテナント

  • 自宅の部屋をトリミングルームに改装

  • ペットショップや動物病院への併設

以上のような形態の店舗例が挙げられるでしょう。
集客できるかどうかが重要なポイントですので、競合などの市場調査や立地条件などは慎重に確認したいところです。

開業予算の都合も考慮しながら選択しましょう。

第一種動物取扱業の登録をする

トリミングサロンやペットショップを独立して開業する際、事業内容が以下のうちどれかに当てはまる場合は、都道府県または市に対し「第一種動物取扱業」の登録申請が必要になります。

登録が必要な事業内容

  • 販売(ペットショップなど)
  • 保管(ペットホテルやトリマーなど)
  • 貸出し(ペットレンタルなど)
  • 訓練(トレーナー・訓練所など)
  • 展示(展示会・水族館など)
  • 競りあっせん(動物オークションなど)
  • 譲受飼養(老犬老猫ホームなど)

なお、登録申請時には、事業所ごとに常勤で専属の「動物取扱責任者」を選任しなければなりません。

例えば、ペットショップを開業して生体販売をおこなう場合は、「保管」と「販売」の登録を申請します。

トリミングだけの事業であれば、「保管」だけでも問題はありませんが、併設して付随サービスを展開するケースも多いでしょう。
その場合は適宜、事業内容に合わせた申請・許可が必要となります。

出典 環境省/第一種動物取扱業者の規制

計画的に事業を開始し、スキルの向上で収入アップを目指そう

フリーランスや独立開業でトリマーを始めると、自分が展開したかったサービスや商品の提供などをおこなえるようになります。

しかし、フリーランスまたは経営者として運営をしていくには、思いつきではなく計画的に事業を進めることが重要です。

また、トリマーとしてのスキル向上や、店舗経営のノウハウを身につけ、事業が繁盛していけば、かなりの収入アップが見込めるでしょう。

トリマーとして一定の経験を積んだ後は、独立・開業を視野に入れてみるのもよいのではないでしょうか。

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独立開業するために取得しておきたいトリマー資格

独立開業するために取得しておきたいトリマー資格

独立してトリマーをやっていくには、やはり技術が重要視されます。
豊富な経験に裏づけられたスキルがあればよいのですが、新規のお客様にそのスキルをアピールする手段を考えるのは簡単なことではないでしょう。

資格を取得しておくと、技術レベルが明確になり、資格保有者として集客のアピールにつながるというメリットがあります。

以下に独立開業するために取得しておきたいトリマー資格を紹介します。

JKC公認トリマー(認定団体:ジャパンケネルクラブ)

トリマー資格のなかでいちばんメジャーな資格が「JKC公認トリマー」です。
認定団体であるジャパンケネルクラブは、ペット犬の血統書などを発行している団体として有名です。

ペット業界において幅広く認知されている団体が認定するトリマー資格は、スキルを証明しやすいといえるでしょう。

JKC公認トリマーは、

  • C級
  • B級
  • A級
  • 教士
  • 師範

以上のレベルに分かれており、独立開業を目指す場合は、B級以上を取得しておくことが望ましいです。

注意点として、B級の取得はC級を取得していることが前提です。
トリマー未経験の方もしくはC級を保有していない方は、C級からの取得が必要となります。

JKC公認トリマーが取得できるおすすめスクール

ファーストドッググルーミングスクール(東京都)

スクールについて詳しく見る

【おすすめ講座】チケット制 フリータイムコース

JKC公認トリマーC級、B級の取得が目指せるコースです。
その他、スクールが認定するトリマー資格およびJKC公認愛犬飼育管理士など、複数の資格取得も可能。

美容理論や獣医学はもちろん、接客販売やアロマなど幅広い領域を学ぶことができ、トリマーとして独立したい方に役立つ内容が満載です。

また、フリータイム制の講座というのも大きなポイントです。
忙しい社会人の方でも自分のペースで通学できるのはメリットといえるでしょう。

無料の資料請求はこちら▶ ファーストドッググルーミングスクール≪チケット制 フリータイムコース≫

九州サンシャイングルーミングスクール(福岡県)

スクールについて詳しく見る(スクールHP)

【おすすめ講座】愛犬美容科

JKC公認トリマーC級、B級の取得が目指せるコースです。

通常取得に4年かかるB級資格を、2年間で取得できるのが最大の特徴といえるでしょう。
その他、JKCが公認するハンドラーC級と愛犬飼育管理士の取得も可能となっています。

全国大会入賞トリマーが講師というのもポイント。デザイン性のある高度な技術スキルを習得できるでしょう。

無料の資料請求はこちら▶ 【愛犬美容科】週3日でプロトリマー!入学願書受付中☆

JPLA公認トリマー(認定団体:一般社団法人 日本ペット技能検定協会)

1996年より、ペットトリミング・トレーニング技術の統一試験を実施している団体のトリマー資格です。

トリマー資格のほかにも、動物健康管理士や動物介護士など、動物愛護に貢献できる資格を認定。
ペット業界において必要な知識・スキルを習得した人材育成を進めている団体が発行している資格というのが特徴といえます。

JPLA公認トリマーは1級と2級にレベルが分かれており、独立開業を目指す場合は、1級の取得が望ましいでしょう。
なお、2級取得後に1級取得のチャレンジが可能となります。

JPLA公認トリマーが取得できるおすすめスクール講座

ヒューマンアカデミー / 通信講座

スクールについて詳しく見る

【おすすめ講座】トリミングプロフェッショナル講座(スクールHP)

JPLA公認トリマー2級取得から段階を踏んで1級取得が目指せる通信講座です。
動物健康管理士とペット販売士の資格取得も目指せるため、独立後は幅広くサービスを提供したい方に最適な講座といえます。

DVDとeラーニングで映像を繰り返し確認しながらの実技練習が可能。
別途、実技研修も提供されているため、通信講座ながらもしっかり技術スキルが磨けるのがポイントでしょう。

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トリマー資格を目指せるおすすめスクール

ヒューマンアカデミー / 通信講座

初学者からトリマー1級まで目指せる通信講座!
10ヶ月で4つの資格取得を目指せる!独立開業したい方にもおすすめ

スクールホームページ:
ヒューマンアカデミー / 通信講座

九州サンシャイングルーミングスクール(通学/九州)

人間性あふれる一流のプロを目指す!JKC指定機関校

スクールホームページ:
九州サンシャイングルーミングスクール

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まとめ

トリマーの独立・開業ポイントまとめ

年収アップが可能

トリマーの仕事は、全職種の平均年収と比べると低い傾向にあります。
しかし、自身で経験を積みしっかりと技術を磨いて独立・開業をすることで、大きな年収アップが実現可能です。

さらに詳しく トリマーのお給料は?

経験・知識・技術が必要

フリーランスで働く場合もペットサロンやペットショップを開業・経営する場合も、トリマーとしての豊富な経験・知識と技術を有していることが必要条件といえるでしょう。
トリマーという職種は働き方を工夫すれば、店舗を構えなくても訪問トリマーの形態など、比較的スムーズに独立・開業が可能というメリットがあります。

少ない自己資金で開業可能

独立してすぐの頃は、トリマーは自分1人でやっていくというケースが多く、人件費がかからないというメリットがあります。
また、トリマーは物販ではなく自分のトリミング技術が看板メニューとなります。
開業資金も他職種での独立・開業に比べると少ない自己資金ではじめることができるでしょう。

ペット業界やトリマーの将来性を見据えて、ある程度トリマーとして経験を積まれたあとに、独立・開業を目指してみてはいかがでしょうか。

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