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トリマー資格の種類と難易度は?取得の条件や合格率についても紹介!

トリマー資格の種類と難易度は?取得の条件や合格率についても紹介!

トリマーの資格は数多く、学歴・年齢を問わず通信講座の受講で資格を取得できるものから、専門学校で1~2年以上のカリキュラムを経て資格取得に至るものまで、資格取得のルートも難易度もさまざまです。
この記事では、トリマーに関する資格の種類、取得条件や合格率について紹介します。
トリマーを目指している方は、ぜひ参考にしてください。

更新日:2023-09-01(公開日:2019-02-12)

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トリマーとは?資格が必要?

トリマー_types

トリマーの概要

トリマーとは、ペットショップやペットサロンなどで犬の爪切りやシャンプー、毛のカット、マッサージ、ブラッシングなどをおこなう専門家のことであり、いわば「犬の美容師」です。
海外では犬の手入れを「グルーミング(grooming)」といい、それをおこなう人は「グルーマー」と呼ばれています。
日本では「トリマー」という呼び名のほうが一般的ですが、時に「グルーマー」と呼ばれる場合もあるのです。

トリマーの仕事内容

犬の美容師といっても、トリマーは美容の知識・技術以外にも幅広く犬のことを知っている必要があります。

必要な知識
例えば、健康管理や病気の知識です。
トリミングは犬の体に触れる仕事である以上、病気や異常に気づくこともありますし、飼い主から健康について相談を受けることもあります。
その際、正しい知識を持って情報を伝えることが求められます。

犬種ごとの施術方法
そして、「犬」といってもトリミングをおこなう犬種は多岐に渡ります。
大型犬、小型犬、長毛種、短毛種といった違いもあり、手入れの仕方が異なるため、犬種ごとの施術の方法も幅広く知っておく必要があるでしょう。

絵を描く技術も必要になる
トリミングの技術とは関係ないように思うかもしれませんが、実は絵を描く技術も必要です。
トリミング後の仕上がりイメージを正しく持つために、トリマーの養成校では絵を描く授業が取り入れられています。

トリマーを目指すなら、資格取得がおすすめ

無資格でもトリマーになれる
専門的な知識や技術が必要なトリマーの仕事ですが、実は仕事を始めるために必ず取得しなくてはいけない資格はありません
そのため無資格、未経験でもトリマーになることは不可能ではないのです。

知識・技術を身につけるために学ぶ
しかし実際には、本を読んだり動画を見て独学をしただけでトリマーになることは難しいでしょう。
トリマーを目指す方の多くは専門学校に通い、トリミング技術や犬の健康に関する最低限の知識を身につけたうえでプロとして活躍しています。
専門学校ではトリミング実習もあるので、いろいろな犬と関わりながら技術を身につけることが可能です。
また、講師から直接指導してもらえるため、わからないことがあればその場で教えてもらうこともできます。

トリマーになるための国家資格はありませんが、専門学校を卒業すると民間の協会によるトリマーの資格を取得できる場合もあります。
サロンやショップに就職する際にはプロとしての技術を証明できるので、資格を取得されてみてはいかがでしょうか。

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トリマー資格の種類

資格一覧

資格名 認定団体
JKC公認トリマー ジャパンケネルクラブ
AAV認定トリマー 全国動物専門学校協会
JDA公認トリマー 全日本愛犬技術者指導協会
SAE公認トリマー 全日本動物専門教育協会
JPLA公認トリマー 日本ペット技能検定協会
JCSA公認トリマー 日本キャリア教育技能検定協会
JSAE公認トリマー 全日本動物専門教育協会
PSG公認トリマー 共同組合ペットサービスグループ
AKC認定トリマー 青山ケンネルカレッジ
PD公認トリマー 日本警察犬協会
PEIA認定ペットトリマー ペットエステ国際協会
トリミングマスター 日本スキル&キャリア推進協会
ICC認定グルーマーライセンス インターナショナル・キャット・クラブ
ペットスタイリスト 日本能力開発推進協会
トリミング技能士 職業技能振興会
ペット・グルーミング・スペシャリスト 日本動物衛生看護師協会
愛玩動物飼養管理士 日本愛玩動物協会

主な資格の概要を見ていきましょう。

JKC公認トリマー

トリマー資格のなかでも認知度が高いのが、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)の資格です。
JKCのトリマー資格はレベル別に「C級」「B級」「A級」「教士」「師範」の5種類があり、資格取得者の数はC級で5,000名以上、B級で8,000名以上となっています。

取得方法
資格を取得する際はC級ライセンスから取得する必要があり、JKC公認の養成機関で所定の課程を修了するか、JKC会員となって資格取得試験に合格することで資格を取得できます。

JKC公認の養成機関で資格を取得する場合は、所定の課程を修了し、卒業試験に合格すると資格取得が可能です。

受験条件
カリキュラム修了にかかる期間は、C級ライセンスで1年程度C級+B級ライセンスの取得で2年程度です。

A級ライセンスを取得するには、B級ライセンス取得後に引き続き2年間在学し、所定のカリキュラムを修了する必要があります。

資格取得試験でC級ライセンスを取得する場合は、満18歳以上で2年以上のJKC会員歴を持つ、という受験資格を満たす必要があります。

また、上級資格を目指す場合、B級の受験にはC級ライセンス取得後2年、A級を受験する場合はB級ライセンス取得後3年経ってからという条件があります。

C級試験では、コーミング・トリミング・ブローなどの基礎的な技術や、道具の扱い方、犬の扱い方などトリマーとしての基本が問われます。

養成機関で学ぶことをおすすめ
上記のとおり、資格取得試験を独学での受験も可能ですが、初心者の方には養成機関に入学し、トリミングの知識・技術を体系的に学んで資格を取得する道がおすすめです。
トリマーとしての基本をしっかり学んでいれば難易度の高い試験ではありません。

AAV認定 サロントリマー検定

サロントリマー検定は、一般社団法人全国動物専門学校協会(AAV)が主催する検定試験です。
協会に加盟している専門学校で動物に関する300時間以上の教育課程を履修したうえで検定試験に臨む必要があります。
検定は全犬種が対象。
試験には筆記試験と実技試験があります。
カットだけでなく耳掃除・爪切りなども審査対象に含まれます。

所定の学校で300時間以上のカリキュラムを受ける必要があるため、資格取得までのハードルは高いといえますが、カリキュラムで学んだ内容をしっかり身につけていれば合格できない試験ではありません。

その他の認定資格
一般社団法人全国動物専門学校協会ではサロントリマー検定のほか、トリマー3級・準2級・2級・1級・S級の試験もおこなっています。

JPLA公認トリマー(日本ペット技能検定協会認定 トリマーライセンス)

一般社団法人 日本ペット技能検定協会のトリマーライセンスには、トリマー2級・トリマー1級・トリマー教師の3つの級があります。

2級資格を取得するには、協会指定のカリキュラムを受講したうえで認定試験を受験する必要があります。

通信講座なら在宅受験が可能
カリキュラムは通信講座でも受講でき、また、通信講座の受講生は認定試験を在宅で受験可能です。
初心者からでも取得しやすい資格といえるでしょう。

受験条件
1級資格については2級の資格取得者のみ教師資格については1級資格の取得後3年以上の実務経験がある方のみ受験できます。

級別の認定レベル
2級および1級の検定は筆記試験と実技試験、教師試験については実技試験と面接試験を受ける必要があります。
2級はトリマーとして活躍できるレベル、1級はペット美容サロンなどのリーダーとして活躍できるレベル、教師ライセンスはペット美容サロンの総責任者やトリマー養成機関での後進の指導・教員の育成を担えるレベルとして認定されます。
どの級においても受験に際して年齢制限はありません。

JCSA認定ドッグトリマー

一般社団法人 日本キャリア教育技能検定協会(JCSA)では、いくつかの動物関連技能資格を認定しています。

トリマーの資格としては、「JCSA認定マスターライセンス ドッグトリマー」「JCSA認定ライセンス ドッグトリマー」などを発行。
「JCSA認定マスターライセンス ドッグトリマー」は、協会の認定するドッグトリマー養成専門講座修了者で、認定課題にて一定以上の成績を修めた方が資格を取得できます。

在宅受験が可能
講座は通信講座の受講が可能で、マスターライセンスの認定試験は在宅試験にて実施されます。

養成講座の標準学習期間は5ヶ月ほどで、初心者からでも目指しやすい資格といえるでしょう。

「JCSA認定ライセンス ドッグトリマー」はA・B・C級の種別があり、検定試験に合格すると資格を取得できます。

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資格取得の条件は?

トリマーの資格を取得するには?学歴や年齢は?

トリマーには多数の民間資格があり、資格の取得条件はそれぞれ資格により異なっています。

学歴や年齢を問わない資格
学歴・年齢不問の資格としては、「JPLA公認トリマー(日本ペット技能検定協会)」「JCSA認定マスターライセンス ドッグトリマー(日本キャリア教育技能検定協会)」などがあります。
これらの資格は指定の通信講座でカリキュラムを修了することで資格を取得できます。
通学制スクールが独自に発行している資格にも、学歴を問わず一定の知識・技術を身につけることで資格を取得できるものがあります。

学歴や年齢が問われる資格
一方で、「AAV認定 サロントリマー検定(全国動物専門学校協会)」など、指定の専門学校でカリキュラムを受講する必要がある資格も存在します。
こういった資格を取得するには、満18歳以上、高校卒業相当の学歴など、まず専門学校の入学条件を満たす必要があります。

知名度の高い「JKC公認トリマー(ジャパンケネルクラブ)」のC級資格では、指定の専門学校でカリキュラムを受講するか、もしくは満18歳以上でJKC会員歴2年以上という受験資格が課されています。

だれでも目指せる
トリマーの業界は実力世界です。
動物を扱う職種として相応の学習は必要ですが、トリマーの資格で学歴・年齢を厳しく問うものは基本的にはありません。
入り口が広く、トリマーを目指す方ならどなたでも資格に挑戦しやすいといえます。

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通学講座・通信講座 修了試験の難易度

通学講座の卒業試験

通学講座では、カリキュラムの修了後、多くの学校で最後に実技の卒業試験が実施されます。
卒業試験をクリアするとプロのトリマーとして働くのに十分な技術があるとみなされ、ライセンスが発行されます。

卒業試験の例
卒業試験の形式はスクールによって異なりますが、1人ひとつの台が準備され、講師、保護者、来期の入学希望者も見守るなかで技術を披露するという、盛大なイベントとなることもあるようです。
それだけに、受験者にとっては緊張感をもって受験する難しさがあります。

試験では、トリミングやグルーミングの技術はもちろんのこと、適切な押さえ方やなだめ方でペットを安心させられているか、器具がしっかりと手入れされているかなどを含めて、トリマーとしての総合力をチェックされます。
被毛のトリミングだけでなく、爪の手入れが適切にできているかも審査の対象になります。

難易度は低い
授業内容がしっかりと身についていれば、試験に合格するのは決して難しくはありません。
日々のカリキュラムの内容を復習したうえで自信をもって臨めば、合格は間近と考えてよいでしょう。

通信講座では数回の課題提出が必要

筆記・実技の課題提出
通信講座では、カリキュラムの修了までに大抵3~6回程度の課題提出が求められます。
課題の内容はコースによって異なりますが、ペットの生態やトリミングの知識などを問う筆記課題、モデル犬と呼ばれるカット用の実物大サイズの犬の人形を所定のカットに仕上げて送付する実技課題が課されるのが一般的です。

サポート制度
提出した課題には、個別のアドバイスとともに評価が返送されたりと、詳細なフィードバックが受けます。
学習上の疑問は、専用の質問窓口で受け付けてくれる講座がほとんどのようです。
電話やメール、FAXなど形式は講座によって異なるので、チェックして積極的に利用しましょう。

難易度は低い
通信講座の提出課題も、カリキュラムで学習したことが身についていれば十分に合格できる内容です。
万一、不合格の場合でも再提出の機会が設けられていたり、合格できるまで専門のアドバイザーに相談に乗ってもらえるシステムを設けているスクールもあります
講師と直接顔を合わせない通信講座といえども、そのサポートは決して手薄ではないのです。

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トリマー資格の合格率は?

基礎知識を身につけておけば、ほぼ合格できる!

多数の民間認定資格
トリマーになるために特別な資格は必要ありませんが、民間の団体が認定する資格が多数存在しています。
代表的なものとして、「ジャパンケネルクラブ JKC公認トリマー資格」「日本動物衛生看護師協会 ドッグ・グルーミング・スペシャリスト」「日本能力開発推進協会 トリマーペットスタイリスト」などの資格が挙げられます。

C級なら、ほぼ合格できるレベル
特に、JKC公認トリマー資格は歴史も古く、業界での知名度も高い資格です。
この資格を取得するためには、JKC公認トリマー養成機関に認定されている専門学校を卒業する必要があります。
この資格は「C級」「B級」「A級」「教士」「師範」と5段階にレベル分けがされており、最も難易度が低いのがC級で合格率は約85%~95%になっています。
トリマーの基本知識を押さえておけば、ほぼ合格できるといってもよいでしょう。
レベルが上がっていくごとに合格率は低くなり、B級は約75%~93%、A級は約30%~80%となっています。

合格率の差
資格取得試験には一般ブロックと養成校出身者のブロックがあるため、合格率にも差が出ています。
養成校ブロックのほうが合格率は高いため、確実に資格を取得したいと考えている場合はスクールでしっかりと勉強したほうがよいでしょう。

合格基準は70点以上
JKC公認トリマー資格以外の資格に関しては、合格率や難易度が非公開となっているケースも少なくありません。
しかし、トリマーの民間資格の多くは学科と技術試験で70点以上を取得することが合格の基準とされており、基礎知識を身につけておけば合格は可能でしょう。

学校に通い、知識・技術を身につける
また、資格によって出題傾向の特色もあるため、専門学校に通ったうえで受験対策をしたほうが合格には有利になるでしょう。

実技試験に関しては、人によって得手不得手があるため、自分の苦手な部分を克服するためにも学校で何度も練習し、納得いくまで経験を積むことが合格への近道です。
試験では制限時間が決まっていますが、まずは時間をかけて技術を身につけることが大切です。

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