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薬膳の効果・効能について、体の不調を防ぐその秘訣とは?

薬膳の効果・効能について、体の不調を防ぐその秘訣とは?

街を歩いていると、時々見かける薬膳カレーのお店や薬膳カフェ。
「薬膳」と聞くと何となく体に良さそうな気がするけど、具体的にどんなものなのか分かっていない人も多いのではないでしょうか?
ここでは、この薬膳の効果や効能についてご紹介します。

更新日:2023-09-29(公開日:2019-09-04)

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ACCEL JAPAN アンバサダー 岡田結実
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薬膳にはどんな効果・効能があるの?

漢方・薬膳_effect

薬膳には体の不調を予防する効果がある!

そもそも薬膳とは、私たちが普段食べている穀物や野菜、肉や魚などの食材の他に生薬を使って、中国の伝統医学である「中医学」に基づいて調理したもののことを指しています。
そのため、季節によって体を温める食材や、逆に体を冷やす食材を使い分けたり、自分の体調や体質に合わせた食材を取り入れることで病気を予防する食生活を実践できると言われています。

中国の伝統医学では「未病」という考え方があります。
これは、病気と健康の間の状態、病気に向かっている状態のことを指します。
例えば、「体がだるい」「疲れやすい」「食欲がない」など。
もし、今あなたがほんの少しでも不調を感じていたら、それはもう未病が始まっているということです。

薬膳を生活に取り入れることで、この未病を快方に向かわせることができます。
つまり、薬膳の力を使うことで、不調や病気になることを防ぐことができるのです。

それでは、薬膳にはどのような効果があるのか具体的にみていきましょう。

薬膳の効果・効能の例(1):冷え性

女性に多い冷え性。冷え性は、頭痛や体のだるさ、月経痛など様々な不調を引き起こします。

薬膳にはあらゆる食材は、体を温める「熱性」「温性」と、体を冷やす「寒性」「涼性」、また、その中間に属する「平性」の3種類に分けられるという考え方があります。
この「熱性」「温性」の食材を取り入れれば、体を温めることができるので冷え性にも効果を発揮します。
一般的に、冬は「熱性」「温性」の食材を、夏は「寒性」「涼性」の食材を料理に取り入れると良いと言われていますが、冷え性の方は、季節を問わず積極的に「熱性」「温性」の食材をとるようにしましょう。

それでは、どの食材が冷え性に効果的なのか症状別にみていきましょう。

・とにかく体の冷えが気になる…海老、羊肉、栗、胡桃、にら、葱、生姜

・顔色が悪い(青白い)…牛豚鶏レバー、肉類、鶏卵、鰻、牡蠣

・唇が青紫色になっている…蕎麦、長葱、玉葱、大根

体を温める食材を日々の料理に取り入れて、内側から体を温めましょう。

薬膳の効果・効能の例(2):生活習慣病

生活習慣病は、厚生労働省によると「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」と定義されています。

現在私たちは、不規則な食生活やコンビニ弁当、インスタント食品などが原因で塩分や糖分、脂質などを過剰に摂取しがちです。
薬膳には、食べ過ぎを防いだり、体内から不要なものの排出を促す効果があります。その結果、糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病も改善されます。

それでは、どの食材が生活習慣病に効果的なのか症状別にみていきましょう。

・糖尿病…セロリ、茶葉、卵、鴨肉、白キクラゲ、白ゴマ、山芋、キュウリ、白菜、コンニャク、豆腐、牛乳、卵

・高脂血症…コンニャク、寒天、海藻類、黒豆、黒ゴマ、トマト

・高血圧…きゅうり、セロリ、ほうれん草、スイカ、梨

ぜひ、ご自身の症状・目的に合わせて、食材を取り入れてみてください。

薬膳の効果・効能の例(3):ダイエット

薬膳には美容効果もあります。
様々な食材を組み合わせることで、その人自身に合った体質改善をすることが可能です。
薬膳は、中国の伝統医学に基づいていますが、この伝統医学の考え方として、個人の体質や体調を見極めながら健康な状態に導いていくというものがあります。
そのため、薬膳は体質の改善にも効果的なのです。

「たくさん食べているわけではないのに太りやすい」「ダイエットしてもなかなか体重が減らない」という方は、ぜひ薬膳を取り入れてみましょう。
特にダイエットに効果的な新陳代謝アップが期待できる食材は、かぼちゃ、ニラ、ネギ、にんにく、生姜、鶏肉、マグロなどです。

薬膳を取り入れて、痩せやすい体質を作りましょう。

薬膳の効果・効能の例(4):その他の症状

薬膳は、冷え性、生活習慣病、ダイエット以外にも様々な症状に効果があります。

例えば、風邪、不眠、疲労、頭痛、便秘など。
それぞれの症状に合った食材を以下にご紹介します。

<風邪>
・鼻水、頭痛、寒気…生姜、葱、みょうが、大葉、香菜
・熱が高い、のどが痛い…ごぼう、くず粉、スイカ
・下痢、吐き気…生姜、長葱、しそ

<不眠>
・眠りが浅い…タケノコ、梨、 のり、昆布、あさり
・寝つきがよくない…ゴーヤ、セロリ、トマト、カニ
・すぐに目が覚める…豚肉、帆立、牡蠣、卵、白胡麻

<疲労>
・食欲がない、だるい、めまい…米、芋、牛肉、 豚レバー、いか
・頭が重い、下痢などの胃の不調…米、山芋、南瓜、 鶏肉、冬瓜、はと麦
・落ち込みや悩みなどの精神的な疲れ…たこ、いか、 玉葱、大根、人参、柑橘類

<頭痛>
羊肉、海老、にら、玉葱、茄子、唐辛子、栗、 胡桃

<便秘>
白菜、セロリ、大根、苦瓜、こんにゃく

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薬膳は実践するのが難しい?

手軽な食材を取り入れるだけで薬膳の効果・効能を感じられる!

もしかしたら、「薬膳は、生薬を使わなきゃいけないから日常に取り入れるのは難しいのでは?」と感じている方もいるかもしれません。
しかし、薬膳には、自分の体調や体質に合わせて必要だと思うものを食べ、不必要なものは食べないという基本的な考え方があります。
そのため、まずは上記などを参考に自分に必要な食材を見極め、ゆるく薬膳生活を始めてみましょう。

ここでは、ワークスタイル別におすすめの食材をご紹介します。

<立ち仕事の方>
「営業や接客など、立ち仕事が原因で足がむくむ。」
このような方には枝豆を食べるのが効果的です。体内の水分調整機能が弱まるとむくみの原因になります。
枝豆には、胃腸の消化吸収機能を高める効果があるので、むくみにうってつけです。
また、利尿作用もあるので、余計な水分を体から排出してくれます。

<デスクワークの方>
・肩こりでお悩みの方…カニを食べるのが効果的です。カニには血行不良を改善する効果があります。カニの缶詰でも良いので気軽に取り入れられます。

・腰痛でお悩みの方…甘栗を食べるのが効果的です。薬膳では、腰は腎の府(容器)と呼ばれており、この腎が衰えると腰痛になると言われています。栗は、腎を強化する効能があるので、腰痛にも力を発揮するはずです。

これらの食材はすべてコンビニなどで手に入れられるものばかりなので、すぐに実践することができます。
ポイントは、毎日食べるということです。
1度に大量に食べたからといって効果が現れるわけではないので気をつけましょう。
毎日継続することで効果・効能が徐々に現れてくるので、ぜひ日常に取り入れてみてください。

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