調理師専門学校の学費はどのくらい？夜間通学の学費についてもご紹介します！

調理師専門学校の学費は？

調理師専門学校の場合、年間約150万円前後

調理師養成施設統計の平成31年のデータによると、全国の調理師免許を取得できる養成コースがある学校は、専門学校、高校、大学、短大などを含めるとおよそ282校ほどあります。
そのうちの154校ほどが調理師専門学校となっています。

年間約150万円前後だが、学校により異なる
調理師専門学校は、入学金、授業料、その他教材費など合計しておよそ年間の授業料は150万円前後で設定されている学校が多くなっています。
ですが、全国に150校近くの学校がありますので、100万円以内で通学できる専門学校から、年間200万円程度かかる豊富な設備や高いレベルの授業が特徴の学校も存在します。

コースの選択も学費に関わる
調理師専門学校のコースの選択も学費に大きく関わってきます。
多くの調理師専門学校では、調理師養成過程のコースが1年制のコースと2年制のコースと分かれており、最短の1年間で調理師過程を修了するコースと、じっくり2年間学べるコースが設けらているケースが多いです。
2年制のコースは調理師としてのより高度な技術だけでなく、マネジメントや経営学なども学べる学科が多く、将来店舗を持つための勉強などもできる課程になっているようです。

2年制は費用がさらにかかる
2年制を選択すると年間平均の150万円程度の学費が2年間かかることとなりますので、およそ300万円程度の学費が必要となってきます。
調理師免許を取得するということから考えると倍の費用がかかってきますので、1年制を選択するか2年制を選択するかも重要となってくるでしょう。

調理師専門学校は夜間でも通学可能？

夜間部のコースがある学校も多数ある

現在他の職種についている方などで調理師を目指したい場合、現在の仕事を辞め2年間の実務を積んだのちに調理師試験に合格して調理師になるというのは少しハードルが高いともいえます。
そんな方におすすめなのが調理師養成校の夜間部のコースです。

1.5制・2年制のコースが多い
調理師養成専門学校には夜間部コースを設けている学校がたくさんあり、夜間部は短時間なこともあり1年半の1.5年制や2年制のコースがなどが多くなっています。

調理師養成施設統計の平成31年のデータでは、調理師養成校282校の昼間部の定員が24,973名に対し夜間部の定員は2,338名となっています。
よって定員数でみても調理師養成校の10％は夜間部コースに通学していることになります。

夜間部の学費は比較的安い

夜間部の学費に着目すると学費は年間およそ100万円前後となっており、昼間部よりも1年単位の学費でみると若干安い設定になっている学校が多いです。
昼間部など他のコースと設備や環境は変わることはありませんが、夜間コースの授業時間は18:30～21:30などが多く、時間が短くなっているので割安となっていると考えられるのではないでしょうか。

まとめ

調理師専門学校にはさまざまな特徴やサービスを展開している学校も多く、学費をみてももさまざまです。
なるべく安く最短で取得したい方や、調理だけじゃなく経営の知識などをしっかり学びたい方など、自身の希望にあった特徴を持つ学校を探すのが自分の目指す調理師への近道になるでしょう。
夜間通学なども充実している専門学校もたくさんあり、他業種からのキャリアチェンジもしやすい環境が整っていますので、計画的に通学し調理師を目指してみてはいかがでしょうか。

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