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独学で心理学の資格を取得するには?独学でも心理カウンセラーになれる?

独学で心理学の資格取得を目指すことはできます。
しかし、心理学の資格は種類も多数存在し、主要資格については大学や専門学校でしか取れないものもあります。
ここでは、主要資格とその他の独学でも取得を目指せる資格、独学のメリットやデメリット、勉強方法などについて紹介していきます。
心理学初心者におすすめの資格も紹介しますので、資格取得を目指している方は参考にしてください。

更新日:2023-11-21(公開日:2019-05-22)

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この記事を監修したのは

飯代 鈴乃 氏

飯代鈴乃 氏

心理学の資格は独学でも取得できるの?

心理学_self_education

心理学の主要資格は独学では取得できない!

心理学の資格は、種類も多数存在しています。
どの資格を目指すのかによって、資格取得の難易度はもちろん道筋も大きく異なります。

取得できる資格とできない資格がある
主要資格は大学や専門学校でしか取れないケースもありますが、独学で習得可能な資格もあります。
自分が目指すべき資格は何なのかは整理するとよいでしょう。

心理学の主要資格について

心理学の資格のなかでも知名度と人気が高い「臨床心理士、認定心理士、公認心理師、産業カウンセラー」の4つは独学では習得できません。
なかでも、「臨床心理士、認定心理士、公認心理師」の3つの資格は、基本的に大学、大学院で心理学を専攻し修了することが条件とされています。
それぞれの資格について詳細を見ていきましょう。

臨床心理士について
この資格を習得するには、日本臨床心理士資格認定協会が指定する大学院を修了しなければいけません。
全国で約170校の大学院が指定されていますが、心理学系の大学院でも指定されていないケースもあるので注意が必要です。
大学院を修了後、臨床心理士の資格試験を受験し、見事合格すると資格を習得できます。
試験は筆記試験と口述面接試験が用意されており、心理学の知識からカウンセラーに必要とされる人間性も問われることになります。

認定心理士について
こちらは試験などはなく、日本心理学会に認定してもらうことで資格習得が可能となっています。
認定条件は以下の3つです。

(1)16歳以降に通算して2年以上日本に滞在した経験がある者
(2)4年制大学を卒業、もしくは大学院修士課程を修了した者
(3)日本心理学会が定めた認定心理士認定資格細則にある心理学系の単位の修得をしている者

以上の3つの条件を満たしたうえで審査申し込みをしましょう。

公認心理師について
文部科学省・厚生労働省指定の日本心理研修センターが年1回、各地で行う国家試験に合格すれば資格習得可能となっています。
試験の受験資格は、以下のとおりです。

(1)大学および大学院で公認心理師になるための必要科目を修了する
(2)大学で特定の科目を習得した上で、一定の施設での心理に関する業務に従事する
(3)上記2つと同等以上の知識、技能を有することが必要

産業カウンセラーについて
社団法人日本産業カウンセラー協会が、年1回主催する産業カウンセラー試験に合格する必要があります。
なお、受験資格は産業カウンセラー養成講座を修了していること、もしくは大学院で所定の専攻を修了していることが必要とされます。

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民間資格のなかには独学でも取得できる資格あり!?

試験合格で資格取得できるものもある!

心理学の主要4資格については、独学で取得を目指すのは難しいのが現状です。
しかし、民間資格のなかには独学で資格取得できるものもあります。
「学校に通う余裕がない」「時間がないので独学で習得したい」方は民間資格に目を向けてみるとよいでしょう。

なかでも心理学検定メンタルヘルス・マネジメント検定試験は、独学だけで勉強から資格の習得までが可能となっています。
なおかつ、人気が高く求められる知識も実践的な内容となっているため、有用な資格といわれています。

心理学検定
誰でも受験が可能です。
試験は心理学に関する10科目の知識が問われ、約6割の正答率を目安に合否が決められています。

メンタルヘルス・マネジメント検定試験
こちらの検定試験についても、受験にあたり必要資格は一切ありません。
Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種に分かれている試験から、自身が希望する区分を選択して受験します。

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独学で資格取得をするメリット・デメリット

独学でのメリット

自分のペースで勉強できる
独学で学習するメリットとしては、時間にとらわれず自分のペースで勉強がしやすい点が一番大きな点でしょう。
社会人や主婦は自由な時間が限られているので、学習時間の確保は容易ではないでしょう。
専門学校や講座、地域の講習会に参加する場合は、講義時間だけでなく移動時間や準備も必要です。
また、講師と他の学生のペースに合わせなければいけないので、自由に学習したい方は独学がおすすめといえます。

費用が抑えられる
費用面でも独学は非常に魅力的でしょう。
大学の心理学部などに通う場合は、卒業までに400万円近くかかることもあるといわれています。
資格講座でも、半年間の講習で10数万円かかるものもあり、お金に余裕がない方にとっては難しい選択となります。
市販の書籍だけであれば、1万円以内でも十分勉強が可能でしょう。

最近では書籍の内容も充実しているほか、インターネットでの情報収集も容易になりました。
工夫を凝らすことで、費用を抑えて自分のペースで勉強できるのが独学の利点だといえるでしょう。

独学でのデメリット

それでは独学のデメリットは何でしょうか。

独学では取得できない資格がある
一番に考えられるのが、大学や短大などで心理学を学ぶ必要がある「臨床心理士」や「公認心理師」の資格が取得できない点です。
心理カウンセラー自体は特別な資格は必要ではないものの、やはり高難易度の資格保有者の方が評価されやすい傾向はあります。
実際に仕事をしていくうえで、勤務先の評価や患者からの信頼を得るためには資格取得が有効でしょう。
独学でも取得可能な資格は多いものの、簡単に取得できる分だけ評価は低い場面もあるようです。

自己管理能力が必要
大学では心理学の学習を専門の講師から受けられる強みもあります。
独学の場合は自分で学習方法や内容を選ぶため、場合によっては分野の得意不得意が大きく表れてしまうかもしれません。
資格講座やセミナーでは実績のある講師が丁寧に時間をかけて指導してくれる分、深く掘り下げた学習ができるでしょう。
独学はすべて自分次第になるので、自己管理能力がより求められるというデメリットも覚えておくとよいかもしれません。

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独学での資格取得が向いている人の特徴

向上心や意欲が高い人、知識を持っている人

向上心や意欲が高い人
前述のメリット、デメリットを考慮すると、独学に向いているのは人一倍向上心や意欲が高い人といえるでしょう。
独学は非常に手軽にできるものの、学習範囲は膨大かつ複雑で、簡単に誰でもマスターできるようなものではありません。
まったくの心理学初学者がゼロから心理カウンセラーを目指そうとすると、独学ではどうしても学習が浅くなってしまう危険性もあります。
興味関心を強く抱き、参考書の内容をしっかりと頭に叩きこみ、その上で新しい分野への勉強も怠らない姿勢を保つことが必要不可欠かもしれません。

簡単に触れたい人
また、心理カウンセラーがどういうものか簡単に触れておきたい人も独学はおすすめです。
いきなり学校や講座に入ってしまっても、内容が期待どおりでないという理由で挫折してしまう可能性もあります。
自分のペースで費用も抑えながら学習できる独学は、心理カウンセラーを知るきっかけ作りに最適といえるでしょう。

学習経験者
すでに一度、心理カウンセラーについて学習したことがある人も独学向きです。
基礎的な知識を持っている人であれば、学習に取り組みやすいのではないでしょうか。

医療や福祉の現場で働いていた人
医療や福祉の現場で働いていた人なども、「何が現場で求められるのか、どの分野の学習が仕事につながるのか」をわかっている点で独学に向いているでしょう。

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独学で資格取得を目指す際の勉強方法は?

本を読む、もしくは目指す資格試験の過去問を解く!

独学する際に問題になるのは、やはり勉強法ではないでしょうか。
特別な受験資格は必要ないとはいえ、合格基準に達する程度の心理学知識は必要とされます。
むしろ、学校や講座で学習する機会がないため、知識をつけるのに苦労する恐れもあります。

独学の場合は自分で参考書を用意するといった手段が考えつきますが、心理学検定とメンタルヘルス・マネジメント検定試験に関しては、試験主催団体から公式テキストが準備されています。

心理学検定

心理学検定の公式ホームページを見ると「問題集」「基本キーワード」など、さまざまなジャンルの参考書が紹介されているのが確認できます。
また、団体が出版しているもの以外で推奨できる参考書の紹介コーナーも設けられています。
試験では幅広く心理学の知識が問われることになりますが、記述はマークシート方式のため、単語を一字一句正確に覚える必要はあまりないかもしれません。
全体の流れとして正しい知識を身につけることが重要でしょう。

おすすめテキスト

心理学検定 公式問題集 2023年版
編集 一般社団法人日本心理学諸学会連合 心理学検定局

試験実施団体が編集する公式問題集。
実際に出題された最新の試験問題から計450問を抜粋、詳しい解説とともにまとめられています。
心理学検定の受検を考えている方はもちろん、これから心理学を身につけたいと考えている方にもおすすめです。

参考 Amazon 心理学検定 公式問題集 2023年版

メンタルヘルス・マネジメント検定試験

メンタルヘルス・マネジメント検定試験でも公式テキストが用意されています。
試験では「公式テキストの内容とそれを理解した上での応用力」が問われると公式ホームページに記載されているので、合格には必要不可欠といえるかもしれません。
公式テキストを読み込み、過去問で実践力をつけていく勉強法をおすすめします。

おすすめテキスト

メンタルヘルス・マネジメント®検定試験公式テキスト Ⅲ種 セルフケアコース
編集 大阪商工会議所

メンタルヘルス・マネジメント®検定Ⅲ種の公式テキストです。試験主催団体である大阪商工会議所が編集しています。
メンタルヘルス・マネジメント®検定の入り口となるⅢ種は独学でも目指しやすい資格です。Ⅱ種資格の取得を目指す方も、まずはここから目指してみても良いでしょう。

参考 Amazon メンタルヘルス・マネジメント®検定試験公式テキスト Ⅲ種 セルフケアコース

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初心者でも気軽に目指せる資格は?

指定講座を受講して試験合格で資格取得できるものもある!

心理学初心者の方にとって、試験合格は容易ではありません。
心理学資格のなかには、講座を受講し、自宅試験や簡単なレポートの提出だけで資格習得できるものもあります。

メンタルケアカウンセラー
指定講座を受講し、レポート試験に合格すると資格認定されます。
心理学の基礎知識とコミュニケーション能力が問われる資格となっているので、心理学の入門におすすめです。

メンタルケア心理士
2018年度より『こころ検定R2級試験』に変更され、試験方法も在宅からCBT方式(試験会場でコンピュータを使用)に変更されました。
心理学だけでなくカウンセラーや医学の基礎知識も問われる資格なので、幅広く応用できるのではないでしょうか。

メンタルケアカウンセラー、メンタルケア心理士を目指せるスクール:
ヒューマンアカデミー / 通信講座(スクールホームページ)

メンタル心理カウンセラー
認定の通信講座を受講し、全カリキュラムを終えると自宅にて試験を受けることができます。
試験といっても自宅でおこなえるので、知識の再確認程度に考えればよいでしょう。

試験によって特徴も異なるので、自身の目標にあったものを探してみてください。

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心理学の資格を目指せるおすすめスクール

ヒューマンアカデミー / 通信講座(通信)

ココがポイント!心理系講座が21講座!あなたに合った講座が見つかる

スクールホームページ:
ヒューマンアカデミー / 通信講座

TERADA医療福祉カレッジ/通信(通信)

ココがポイント!基礎から上級まで目的に合わせてコースが選べる!

スクールホームページ:
TERADA医療福祉カレッジ/通信

自由が丘産能短期大学 通信教育課程(通信)

ココがポイント!ストレート(標準学習期間)の卒業率に自信!

スクールホームページ:
自由が丘産能短期大学 通信教育課程

一般社団法人 Cocoloラーニングアカデミー(通学/全国)

ココがポイント!少人数制でアットホーム。ビジネスや生活で使えるNLPを学ぶ!

スクールホームページ:
一般社団法人 Cocoloラーニングアカデミー

リカレントメンタルヘルススクール(通学/関東・関西・東海・東北)

ココがポイント!メンタルヘルス対策のプロを育成する

スクールホームページ:
リカレントメンタルヘルススクール

TKN心理サロン(通学/関西)

ココがポイント!「心のドアを優しくノックできる」カウンセラーになろう!

スクールホームページ:
TKN心理サロン

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監修者プロフィール

この記事を監修したのは

飯代 鈴乃 氏

飯代鈴乃 氏

心理カウンセラー。カウンセリングルーム「京都ファミリーメンタルケア」を運営。

【保有資格】
公認心理師、臨床発達心理士、シニア産業カウンセラー、心理学修士

【所属学会】
日本心理学会

【主な経歴】
不登校適応指導教室、公立小学校、専門学校のスクールカウンセラー、心療内科併設カウンセリングセンター等でカウンセリングに従事。
現在は主に働く人を対象とした電話相談やオンラインカウンセラーとして活動中。

【京都ファミリーメンタルケア】のホームページはこちらから

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