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心理学検定とは?資格取得のメリットと勉強方法も紹介!

心理学検定は、一般社団法人日本心理学諸学会連合が行っている検定です。
資格を取得することで、心理学の知識があると証明できます。
心理学検定とはどのようなものなのか、過去問や難易度、合格に向けた勉強方法などについてもご紹介します。
心理学に興味のある方や資格取得を目指している方は、ぜひご参考ください。

更新日:2022-05-25(公開日:2019-05-16)

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心理学検定とは

心理学_exam

大学の心理学部や心理学科の卒業など関係なく受検可能!

心理学検定は、一般社団法人日本心理学諸学会連合が行っている検定試験です。
この検定は、大学卒業レベルの心理学の基礎知識・能力を認定するもので、心理学の基礎資格として活用されることを目的として作られました。

受験資格がなく、独学で受験可能
受験資格がないため、大学や大学院で心理学を勉強していなくても、独学で受験できます。
なお、心理学検定は、特1級、1級、2級に分かれています。

検定合格のメリット

まず、心理学検定に合格することで、心理学の知識を持っている証明になる点が、1番のメリットといえるでしょう。

その他メリットとしては、

・心理学系の大学院入試時に役立つ
・公認心理師試験のための勉強になる
・履歴書に資格名を書くことができる
・心理学検定2級に合格すると、日本カウンセリング学会の入会資格が得られる ※22歳以上に限る

などが挙げられます。

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心理学検定とはどのような試験なの?

心理学の10科目(A領域5、B領域5)で実施!

心理学検定試験は、心理学の10科目(A領域の5科目+B領域の5科目)について問われます。

出題領域
具体的な出題領域は以下のとおりです。

【A領域】
・原理・研究法・歴史
・学習・認知・知覚
・発達・教育
・社会・感情・性格
・臨床・障害

【B領域】
・神経・生理
・統計・測定・評価
・産業・組織
・健康・福祉
・犯罪・非行

※試験問題は全科目合計200問で、すべて4択となっています。

級別の合格条件
なお、心理学検定は「特1級、1級、2級」に分かれており、それぞれ以下の条件をクリアすると資格取得となります。

特1級
A領域の5科目、B領域の5科目の10科目すべてに合格

1級
A領域の4科目を含む合計6科目に合格

2級
A領域の2科目を含む合計3科目に合格

※各科目の合否判定基準は、約6割の正答率が目安となります。

合格科目には有効期間がある!

心理学検定には、合格科目5年間有効制度があります。
これは、当該年度の合格科目に加え、過去5年間の合格科目を合わせられる制度です。
つまり、必要な科目を同年度にすべて取得できなくても、この制度を利用することにより心理学検定特1級・1級・2級を取得できることになります。
合格した科目を再度受験する必要がないのはうれしい点でしょう。

認定心理士資格を保有の場合
また、「認定心理士」の資格をすでに持っている方は、A領域3科目に合格すると心理学検定1級を取得できます。

心理学検定を受検するまでの手順は?

心理学検定を受験するまでの手順は以下のとおりです。

(1)申し込みのために必要な資料を請求する
・全国の大学や専門学校、生涯学習センターなどで直接入手する
・心理学検定ホームページでダウンロードする
・心理学検定局に、メール・FAXで直接請求する

申し込み期間は、毎年5月中旬~6月中旬頃になっているようです。
心理学検定申込書に希望する級を書く必要はなく、検定試験で合格した科目数に応じて自動的に1級、2級が判定されます。

(2)試験の申し込みをする
郵送、またはWebで申し込みができます。
受験票は7月末頃に届く予定。
なお、団体で申し込む場合は、受験料が割引になります。

(3)心理学検定試験を受ける
検定試験は、年に1度(毎年8月下旬頃)におこなわれているようです。

試験結果は9月下旬に郵送され、試験合格者には合格証も送られてきます。
ただし、特1級の場合は認定の申請が必須となります。

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心理学検定はどのような問題が出題される?過去問の例を紹介!

出題形式は4択から答えを選択するものとなっているので、単語を一字一句正確に覚えていない場合でも回答はできるでしょう。
しかし、公式のテキストや過去問題集には記載されていない内容が問われることもあるそうです。
そのため、過去問題集を解き、試験問題の傾向を知ることが重要だといえるでしょう。

過去問題の出題例
ここでは、過去に出題された問題を例題として紹介します。

●【A領域:原理・研究法・歴史】より出題例
問:調査票(質問紙)を用いた調査法による心理学研究において本調査の前に予備調査をおこなう目的として、最も妥当なものはなにか。

(1)予備調査と本調査の結果の相関に基づき、本調査が適切に行われたかを確認する
(2)本調査で用いる質問項目や質問の量・時間を決定する
(3)時間経過による回答の変化傾向を調べる
(4)本調査のサンプル回収数が予定より少ない場合、予備調査のサンプルで補う

●【B領域:神経・生理】より出題例
問:神経伝達物質に関する説明として適切なものはどれか。

(1)ノルアドレナリンの選択的再取り込み剤は主に認知症治療に用いられる
(2)グルタミン酸は興奮性の神経伝達物質である
(3)コカインはセロトニンの再取り込みを阻害することで強い快をもたらす
(4)アセチルコリンエステラーゼはアセチルコリンの前駆物質である

引用:心理学検定 過去問題(2016年出題例)

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心理学検定の難易度は?

合格率は約20~30%と難易度は高め!

学生から社会人まで多くの人が挑戦している心理学検定ですが、実は難易度が結構高いことでも有名です。
合格ラインは約6割の正答率
合格ラインはすべての級で約6割の正答率となっており、半分以上の得点が必要となります。

2019年8月に実施された第12回心理学検定の結果を見てみましょう。
■第12回心理学検定結果
●受験者数:5,204名
●1級:合格者数 985名/合格率 18.9%
●2級:合格者数 1,531名/合格率 29.4%

出題領域が多岐にわたる
半数以上の受験者が級位を取得できない状況となっています。
これは、出題される分野が多岐にわたることも理由の1つかもしれません。
心理学といっても、検定では10科目200問が出題されます。
最も難易度が高い科目は「統計」といわれています。
計算問題が含まれていることもあり、この科目を選択しない受験生も多くいるようです。

学習時間が必要
また、出題分野はA領域5科目、B領域5科目と分類され、合格には両方の勉強が必要とされます。
一番低い級位である2級でも、「A領域の2科目を含む合計3科目に合格」という条件になっており、最低限でも3科目分の勉強が必要になっています。
どれか1つだけ得意分野を作っても合格には至らないため、ある程度学習時間が必要とされるのが心理学検定の難しいポイントでしょう。

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心理学検定合格に向けた勉強方法は?

基本的には問題集を解く!

心理学検定合格に向けては、問題集を解くことが基本となるでしょう。
心理学検定のサイトに掲載されているアンケートで「今回の受検のために、どのようなものを使って勉強しましたか」という質問に対しては、公式問題集と答えた方が一番多くなっています。
公式問題集には、過去の心理学検定試験で出題された問題や模擬問題、解説が掲載されています。
問題集を解くことによって、試験の出題傾向を知ることができます。
問題集を解きつつ、わからない用語や事柄に関しては、キーワード集などで調べていくと効率よく勉強できるのではないでしょうか。

心理学の知識がない方は、まずは心理学入門の本を読んで概要を理解してから問題集を解くとよいでしょう。

心理学検定以外にも心理関連資格はある!

心理学検定以外にも心理関連の資格はたくさんあります。
「何か心理の資格を取ってみたいけれど、独学だと不安」、「心理学の知識がゼロだから、心理学検定を受ける自信がない」方は、まずはスクールが行っている通信講座を受講してみてはいかがでしょうか。
例えば、メンタルケアカウンセラー®メンタル心理カウンセラーは、心理学をこれから勉強する方におすすめの資格です。

メンタルケアカウンセラー®
メンタルケアカウンセラーの講座では、主に「心の働き」「心理学とは何か」など心理学の基礎を学ぶことができます。
週3回、1日10分のペースで勉強すれば、約3ヵ月で資格取得も可能です。
資格試験などはなく、添削課題で一定のレベルをクリアすると資格を取得できます。

メンタルケア心理士
また、メンタルケアカウンセラーの上位資格として、メンタルケア心理士という資格もあります。
心理学について深く専門的に学びたいと思う方は、メンタルケア心理士の資格取得を目指すのもよいかもしれません。

メンタル心理カウンセラー
また、メンタル心理カウンセラーの講座では「心理学の歴史や概論」「カウンセリングの基礎理論」などを学ぶことができます。
心理カウンセラーがおこなっているカウンセリングに興味がある方は、こちらの資格取得を目指すとよいでしょう。
メンタル心理カウンセラー講座も、1日1時間の勉強で、2ヵ月程度で資格が取得も可能です。
資格試験は、自宅で受験が可能です。

基礎からしっかりと心理学を学びたい、何らかの心理関連の資格を取得したいという方は、こちらも参考にしてみてください。

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心理関連資格を学べるおすすめスクール

ヒューマンアカデミー 心理学講座(通学/全国)

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