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専門学校コラム

失敗しない専門学校の選び方|分野・就職・学費などチェックすべきポイントとは

失敗しない専門学校の選び方|分野・就職・学費などチェックすべきポイントとは

専門学校は、将来の仕事に直結するスキルや資格を身につけられる進路のひとつです。

しかし専門学校には数多くの分野や学校があり、どう選べばいいか分からないと悩む人も多いのではないでしょうか。「なんとなく」で決めてしまうと、入学後にミスマッチを感じてしまうことも……。

この記事では、専門学校選びで後悔しないために、事前にチェックすべきポイントやオープンキャンパスの活用法、失敗例と対策などをわかりやすく解説しています。

自分にぴったりの学校を見つけ、納得のいく進路選択を目指しましょう。

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専門学校とは?

専門学校は、高校卒業後に進学できる職業教育機関で、職業に直結する実践的なスキルや知識を身につけることを目的とした学校です。

全国に約2800校が設置されており、医療・福祉・IT・デザイン・ビジネス・観光など、それぞれの業界で活躍するために必要な技術や資格を、実習を中心としたカリキュラムで学ぶことができます。

一般的に大学と比べて卒業までの年数が短く、就職を見据えた教育が行われるため、早く現場で働きたい人や目標が明確な人にとって、非常に魅力的な進路といえるでしょう。

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専門学校を選ぶときの主なチェックポイント

専門学校は学びのスタイルやサポート体制が学校ごとに大きく異なります。ここでは、後悔のない学校選びのために確認しておきたい主なポイントを紹介します。

認可校か否か

専門学校には国や自治体から認可を受けた「認可校」と認可を受けていない「無認可校」の2種類があります。

認可校を卒業すると、「専門士」または「高度専門士」の称号が得られ、短大卒・大卒と同等の学歴とみなされます。また進学中も学割が使える、各種支援制度の対象になるなどのメリットがあります。

また認可校は授業時間数や修業年限の規定などが定められており、一定の質の判断基準となります。

無認可校はこうした規定がないため、より柔軟なカリキュラムを組むことができるメリットがありますが、進学しても学割や学歴の記載ができないので、よく考えてから選ぶようにしましょう。

学べる分野

専門学校によって学べる分野は異なります。

行きたい学校が、自分の目指したい職業に対応しているかはまず確認することが大切です。

分野が絞りきれていない場合は、複数学科を持つ学校のオープンキャンパスに参加し、いろいろなな体験授業を受けてみましょう。幅広く見てから絞っていくのもひとつの方法です。

取得できる資格

同じ分野であっても、専門学校によって取得できる資格は異なります。

たとえば美容系の専門学校に通っても、必ず「美容師」資格が取れるとは限りません。学科によって「美容師」資格を目指さないコースもあります。

資格には国家資格や業界認定資格など様々な資格があり、名前が似通っていて一見分かりにくいものもあります。自分の取得したい資格が取れるかどうかはきちんと事前に確認するようにしましょう。

また、在学中に取得を目指せるか、試験対策が整っているかなども重要なポイントです。

カリキュラムや授業内容

同じ職業を目指す専門学校でも、カリキュラムや授業内容は各校で特色があります。

専門学校はどの学校も実習を重視する傾向にありますが、地域に根差した産学連携で実習を行っている学校もあれば、有名企業と連携して授業を行っている学校もあります。インターンシップの期間も学校が提携する企業によって異なります。

他にも分野は決まっていても、最終的な職業で迷っているという場合は、入学してからしばらくはいろいろな分野を幅広く学べるカリキュラムが組まれている学校が合っているでしょう。逆になりたい職業が決まっている場合は、初めから集中して目指す職業について学べるカリキュラムがおすすめです。

学校のHPやパンフレットには各学科の特徴も載っています。またオープンキャンパスなどで学科説明を聞いて、自分に合った学科を見つけましょう。

就職率・就職サポートの有無

専門学校の就職率は、大学と比べて高い傾向があり、就職率100%の学校も珍しくありません。そのため就職率だけでなく、自分が目指す業界への就職実績があるかどうかについても、注意して確認しましょう。

また就職について、どのようなサポートが受けられるかも重要です。求人企業の紹介や面接練習、履歴書添削など、具体的にどのような支援があるかは確認しましょう。

学費と学費サポート制度

学費は分野によっても異なり、さらに学校や学科によって幅があります。

入学金・授業料だけでなく、教材費や実習費など追加でかかる費用も含めて確認しましょう。また、奨学金や学費分納制度、特待生制度など、利用できる支援制度の有無もポイントです。

通いやすさ(立地・時間帯など)

毎日通う場所だからこそ、通学時間や交通手段は重要です。

駅からの距離や、夜間部・通信制の有無など、自分の生活スタイルに合った通いやすさも大事な基準となります。無理なく通学できる学校を選びましょう。

学校の雰囲気・校風・学生の声

同じ分野でも学校によって雰囲気は異なります。学びやすい環境かどうかを知るには、実際の学生や卒業生の声をチェックしたり、オープンキャンパスに足を運んでみたりするのが良いでしょう。

多くの専門学校では、オープンキャンパスで学生スタッフと直接話をする時間を設けています。気になることは何でも聞いてみましょう。

また学生と先生が話す様子や、学生スタッフ同士が話す様子をみても雰囲気がわかりますよ。

入試の種類や出願時期

専門学校にはAO入試(総合型選抜)、推薦入試、一般入試など複数の入試形式があります。

どの方法で受験するかによって、出願時期や必要な書類が異なります。早く合格したい、という場合は出願時期の早さも、学校を選ぶチェックポイントになるでしょう。また倍率の高い専門学校の場合、早めに実施されるAO入試を受験するのがおすすめです。万が一AO入試で落ちてしまったとしても、推薦入試や一般入試で再度挑戦することができるからです。

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オープンキャンパスで確認すること

パンフレットやホームページだけではわからない情報を得られるのが、オープンキャンパスの最大のメリットです。実際の雰囲気を体験し、自分に合うかどうかを確かめる機会として、積極的に参加しましょう。

学校の立地や通学距離

通学が負担にならないかどうかは、実際に足を運んでこそ分かるものです。駅からのアクセス、周囲の環境、校舎の場所など、毎日通うことをイメージしながらチェックしましょう。

授業・実習の様子

ほとんどのオープンキャンパスでは、模擬授業や実習体験が用意されています。体験授業では、実際の授業スタイルや使用する機材、指導の雰囲気を体験できます。

実際に学校に入ってから教えてくれる先生が指導に当たってくれるケースも多いので、自分にとって授業は分かりやすいか、興味が持てるかどうかを見極めましょう。

教職員・在校生との会話

オープンキャンパスは、実際の先生や在校生とのコミュニケーションを目にするチャンスです。実際に話している様子をみることは、学校の雰囲気や人間関係を知るうえでとても大切です。

先生は質問にも丁寧に答えてくれるか、在校生が楽しそうに通っているかなど、学校全体の空気を直接感じてみましょう。

施設・設備の確認

実習室や教室、図書室、休憩スペースなど、学ぶ環境が整っているかどうかも重要です。

特に専門的な分野の学校では、最新の設備が導入されているか、使いやすい環境があるかなども確認しておきたいポイントです。

その学校に「通うイメージ」が持てるか

最後に、一番は通学の負担や学校の雰囲気、授業のスタイルを含めて、「ここなら頑張れそう」と思えるかどうかです。

進学後の生活をリアルに想像できたら、それはひとつの大きな判断材料になります。

専門学校選びでよくある失敗例と対策

専門学校選びでは、「こんなはずじゃなかった…」というミスマッチも少なくありません。ここでは、よくある失敗例とその対策をご紹介しましょう。

「なんとなく」で選んでしまう

専門学校は大学と違い、カリキュラムの大半を専門的な内容が占めています。専門学習や実習がほとんどを占めるからこそ、内容に興味が持てないと致命的です。

「友達が行ってたから」「親にこの学校を勧められたから」など、「なんとなく」決めてしまうと、自分のやりたいことや目指す職業とのズレが生じたときに苦痛が生じ、退学の原因にもなりかねません。

まず自分の将来の目標を明確にし、本当にその分野が学びたいのか、必要なスキルや資格が学べる学校かどうかをしっかり調べることが大切です。

分野だけで決めてしまう

興味のある分野だからといって、すべての学校が同じ教育内容とは限りません。学校ごとに学べる内容や得られる資格、指導方針、雰囲気は異なります。

「思っていた学びと違った」「雰囲気が合わなかった」と感じてしまえば、せっかくの進学も満足のいかないものになります。分野が決まっていても1校で決めてしまわず、複数校を比較しながら、自分に合ったスタイルの学校を見つけるようにしましょう。

入る前とギャップがあった

いざ専門学校に入ってみると「想像以上に忙しかった」「思っていた学習内容じゃなかった」などのギャップが生じる場合があります。

特に2年制の専門学校では、2年という短い期間で即戦力になれる人材を目指すため忙しくなりがちです。大学のキャンパスライフを想像していると、全然違った!ということになりやすいかもしれません。

一週間のスケジュールや余暇の時間、過ごし方などはオープンキャンパスで先輩に聞くなどして、入学前からイメージを膨らませるようにしましょう。ゆっくりと学びたい人には3年制や4年制の学科もおすすめです。

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自分に合った専門学校を見つけるためのステップ

後悔のない進学のためには、いきなり学校を探すのではなく、いくつかの段階を踏んで情報を整理することが大切です。ここでは、自分に合った専門学校を見つけるための具体的なステップを紹介します。

将来の目標を明確にする

まずは自分がどんな職業に就きたいのか、どんな働き方をしたいのかを具体的に考えてみましょう。

「手に職をつけたい」「人の役に立ちたい」「〇〇をしている時が楽しい」など、ざっくりとしたイメージで構いません。まずは自分自身が何に興味があるのかを知ることが大切です。

目標がはっきりすれば、自ずと学ぶべき分野や必要な資格が見えてきます。

目指したい職業や分野について調べよう

次に、気になる職業があれば、その仕事内容や求められるスキル、資格、将来性などを調べてみましょう。

厚生労働省や進路サイト、職業図鑑などの情報も参考になります。仕事をしている自分のイメージを膨らませることが大切です。

興味のある分野の学校パンフレットやHPをチェックしよう

分野や目指したい職業が決まってきたら、気になる学校のパンフレットを取り寄せたり公式HPを見て、学科内容やカリキュラム、資格取得実績などを比較してみましょう。

複数校を同時にチェックすることで、違いが見えやすくなり、判断の材料につながります。

オープンキャンパスに参加しよう

情報を集めたら、実際に学校に足を運んでみましょう。体験授業や施設見学、在校生との会話など、現地でしか得られない情報がたくさんあります。「ここなら頑張れそう」と思えるかどうか、自分の感覚も大切にしてください。

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自分に合った専門学校を見つけよう

専門学校は、将来に直結するスキルや資格を身につけられる実践的な進路です。

ただし、自分に合った学校を選ばなければ、せっかくの学びが無駄になってしまうこともあります。将来の目標を明確にし、情報を集め、実際に学校を見て、自分の感覚で判断することが大切です。

パンフレットやオープンキャンパスを積極的に活用し、納得のいく学校選びを進めましょう。焦らず一歩ずつ、自分にぴったりの進路を見つけてください。

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