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専門学校コラム

働きながら学べる!専門学校の夜間部のメリット・デメリットと学費・選び方ガイド

働きながら学べる!専門学校の夜間部のメリット・デメリットと学費・選び方ガイド

働き始めてから、新しい資格やスキルを身につけたい、学び直しがしたい、と思う人は少なくありません。

そんな時に選択肢の一つとしておすすめなのが、専門学校の夜間部です。

この記事では、専門学校の夜間部の特徴や学べる分野、メリット・デメリット、選び方のポイントなどを詳しく解説します。

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専門学校の夜間部とは?

図書館に開かれている本

専門学校は高校や大学と同様、日中に授業を受ける全日制のイメージが強いですが、夜間部も多く設置されています。

夜間部は、夕方から夜間にかけて授業が行われ、昼間に働いている社会人やフリーター、家事や子育てをしている人など、さまざまなライフスタイルの人が通いやすい環境が整っているのが特徴です。医療や美容、ITなど学べる分野は幅広く、昼間部と同様に国家資格や専門資格の取得も可能です。

時間を有効活用しながらキャリアアップを目指したい人にとって、有益な選択肢となるでしょう。

専門学校の夜間部の特徴

専門学校の夜間部は、昼間部と比べてどのような特徴があるのでしょうか。ここでは授業時間や修業年限、取得資格、学生の年齢層など特徴的なポイントを紹介します。

授業時間が短く、夜間帯に行われる

一般的に夜間部の授業は18時前後に開始します。終了時間は21時半ごろで、基本的に平日の授業時間は毎日2〜3時間程度と昼間部よりも短めです。そのため、昼間の仕事や家事との両立がしやすく、短時間で集中して学ぶことができます。

学科によっては週に3〜4日の通学で問題ない場合や、逆に土曜日に補講が入ることもあります。学びたい学科によって変わるので、事前に通学可能な頻度かどうかは確認が必要です。

修業年限はさまざま

夜間課程の修業年限は、多くの専門学校で全日制と同様に2年制がとられています。

ただし、授業時間が短いため、分野や目指す資格によっては修業年限が長くなることもあります。特に国家資格などは、必要な学習時間や実習時間が定められており、3〜4年制の課程になるケースもあります。

取得できる資格は昼間部と同様

専門学校の夜間部でも取得できる資格は昼間部と大きく変わりありません。

美容師や理学療法士、歯科衛生士といった国家資格のほか、商業系・情報系の専門資格など現場で通用するスキルを習得可能です。時間帯が異なるだけで目指す目標や取得できる資格に違いはないため、働きながらでも安心して専門職を目指すことができます

ただし栄養士や看護師(※)など、夜間部の設置がない学科も存在します。事前に自分のとりたい資格の夜間部があるかは確認しましょう。

※准看護師の資格を持っていない人が、正看護師の資格をとりたい場合

同級生の年齢層や経歴は幅広い

夜間課程には社会人経験者、大学卒業後の進学者、フリーターなど多様なバックグラウンドを持つ学生が集まります。全日制と比べて、幅広い年齢層の学生が集まることも特徴です。

多様な同級生と交流することで、新しい視点が得られたり刺激を受けたりすることも多く、学びだけでなく人間関係の広がりも期待できます。

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夜間部で学べる分野例

専門学校の夜間部では、幅広い分野が学べます。ここでは代表的な分野を紹介します。

医療・福祉分野

医療・福祉分野の専門学校夜間部は全国に設置されています。

夜間部に対応する資格は多岐にわたり、国家資格であれば理学療法士・作業療法士・視能訓練士・言語聴覚士・歯科衛生士・歯科技工士・診療放射線技師・柔道整復師・臨床工学技士など多くの資格の取得が目指せます。はり師・きゅう師は元々社会人から習う人も多く、夜間だけでなく、診療所で働きながら通える午前部・午後部を設置している学校もあります。

福祉分野であれば介護福祉士は夜間で目指せる資格です。

専門学校は実習が重視されたカリキュラムで、現場で役立つ知識と技術を身につけられるのが特徴です。昼間に医療施設や介護現場で働きながら通う人も多く、実務経験と学びを同時に積むことで即戦力となる力を養えます。

デザイン・クリエイティブ分野

グラフィックデザインやWeb制作、映像編集などクリエイティブ系の分野も夜間課程で人気の分野です。国家資格は不要ですが、実務を意識した授業が多く、就職に役立つポートフォリオを制作しながらスキルを磨けます。

昼間にデザイン業務を経験しつつ、夜に専門的な知識を学び、実践力を高める人も少なくありません。業界で必要なスキルを効率的に習得できるのが特徴です。

美容分野

美容師、ネイリスト、エステティシャンなど美容系の資格を目指せる夜間課程も人気です。

サロンで働きながら通う学生も多く、現場での経験と授業での学びを相乗効果として活かせます。学校によっては、サロンと提携して授業料の補助が受けられる場合もあります。

国家資格の取得を目指すコースも整っており、夜間でも実技をしっかり身につけることができます。

専門学校の夜間部に通うメリット

ここでは専門学校の夜間部に通う代表的なメリットを紹介します。

働きながら学べる

専門学校の夜間部の最大のメリットは、昼間の時間を仕事や家事に使いながら通える点です。授業は基本的に夕方から夜に行われるため、働く時間を確保しながら通学できます。

学習内容がすぐに実務で活かせる場所で働いていれば、業務の質や効率も上がり一石二鳥と言えます。。夜間部は時間を有効に使いたい社会人や主婦層に最適な学びのスタイルです。

学費が比較的安い

夜間課程は授業時間が短い分、昼間部よりも学費が抑えられる傾向にあります。

また、働きながら通っていれば収入を得つつ学べるため、経済的な不安を軽減できるでしょう。さらに、奨学金や教育訓練給付金制度を利用すれば、さらに費用面でのハードルを下げて安心して学び続けることができます。

※学科や地域によって学費は異なるため、志望校ごとの確認が必要です。

幅広い年齢層との交流

昼間部と比べると、専門学校の夜間部には、社会人経験者やフリーター・学生などさまざまな背景を持つ人が集まります。「高卒の子ばかりじゃないだろうか」「学校に馴染めるだろうか」と心配な方は、事前に社会人比率や年齢層を学校に確認してみると良いでしょう。

年齢や職業の違いを超えた交流は、新しい刺激を与えてくれるだけでなく、自身のキャリアや視野を広げる機会にもなります。多様な仲間と切磋琢磨できる環境は、夜間課程ならではの魅力です。

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専門学校の夜間部の注意点

専門学校の夜間部には多くの利点がありますが、デメリットや注意点も存在します。注意すべきポイントをいくつか紹介します。

昼間部より年限が伸びる可能性がある

夜間部は授業時間が短いため、修業年限が昼間部より長くなる場合があります。

昼間部では2年制の学科でも、資格や実習が多い分野では3〜4年かかることもあります。取得したい資格によって、必要な学習時間は定められており、これらは必要な年限です。入学前に修業期間はしっかり確認しておきましょう。無理のないスケジュールを組むことが継続のカギです。

体力的にきつい場合もある

昼間に働き、夜は学校に通う生活は体力的な負担が大きくなりがちです。

授業後の復習や課題もあるため、睡眠不足や疲労が蓄積しやすい傾向があります。体調管理を意識し、生活リズムを整えることが欠かせません。入学前に自身の体力や時間配分を冷静に見極めることが、学びを成功させるポイントとなります。

専門学校の夜間部を選ぶときのポイント

専門学校の夜間部を選ぶ際は、学びたい分野やライフスタイルに合った学校を見極めることが重要です。ここでは学校選びのポイントをいくつか紹介します。

資格取得率や就職実績を重視

学校によって資格取得率や就職支援の充実度は大きく異なります。

多くの学校がパンフレットやホームページに資格取得率や就職率を掲載しています。すでに働いている場所でのキャリアアップを望む場合は問題ありませんが、転職によるキャリアチェンジを目指す方は就職支援についてもよく確認しましょう。

パンフレットやホームページに載っていないことでも、オープンキャンパスや個別面談で質問することで詳しく教えてくれます。限られた時間で最大の成果を得るためにも、信頼できる実績・サポート体制が整った学校を選ぶことが大切です。

通学時間・生活リズムとのバランス

夜間に通う場合、仕事や家庭との両立が可能かが重要です。

通学時間が長すぎると睡眠時間や学習時間が削られ、継続が困難になるため、無理なく通える学校を選ぶようにしましょう。生活リズムとのバランスを事前に考慮することで、学習を長期的に続けやすくなります。

学費サポートや制度の充実度を確認

奨学金制度や教育訓練給付金、学校独自のサポートがあるかどうかも重要な判断材料です。

経済的な不安を軽減する制度が整っていれば、安心して学びに集中できます。費用面で迷っている場合は、事前に利用可能な支援制度を徹底的に調べておきましょう。もちろん進学先の学校に相談すれば、利用できる制度やサポートを紹介してくれます。経済的な不安を抱えず学習に集中できるよう、不安な方は事前に相談しましょう。

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専門学校の夜間部で働きながらキャリアアップを目指そう

コーヒーを飲みながら勉強する女性

専門学校の夜間部は、仕事や家庭と両立しながら専門スキルを習得できる貴重な学びの場です。昼間部とほとんど同じ資格取得が可能で、実務経験を積みながら学べる環境は、キャリアアップや転職を考える人にとって大きな強みになります。

一方で、修業年限が長くなったり体力的に負担がかかることもあるため、生活リズムの工夫や体調管理が欠かせません。自分に合った学校を選び、サポート制度を活用しながら、無理なくキャリアアップを目指しましょう。

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