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食育インストラクター資格の取り方を解説!勉強方法や試験情報も紹介します

食育インストラクター資格の取り方を解説!勉強方法や試験情報も紹介します

食育インストラクターとは、NPO日本食育インストラクター協会が認定した食育の資格です。「食育」の基礎知識を理解し、自分自身や家族の食生活だけでなく企業や学校などでも活かせます活かせます。
食育を初めて学ぶ方向けの「プライマリー」から、具体的な食育レシピを提案できるレベルである「1級」まで5段階にわかれています。食育について自分のペースでゆっくり学びたい方、より実践的な内容にチャレンジしたい方など、希望に合わせて等級を選べるのも特徴です。
等級ごとに異なる学習内容やレベル、資格の取得方法などについて詳しく解説します。

更新日:2022-12-22(公開日:2019-02-12)

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食育インストラクターとは?

食育インストラクターとは?資格の概要や活かし方、取得方法、試験情報について解説!

食育インストラクターの資格について

食育インストラクターとは、子どもから大人まで実践できる「食育」を理解し、健康管理や食習慣の専門的な知識・技術を習得するための資格です。

食育の理解・実践のレベルに応じて、ベースとなる「プライマリー」から4~1級の5段階にわかれています。

食育インストラクターは芸能人も取得しています

私たちの生活にとって切っても切れない「食」は、芸能人の方も多く学んでいます。
タレントの和田明日香さんや実業家の菅本裕子(ゆうこす)さん、妊娠をきっかけに学ぼうと決意された元アイドルの保田圭さんなど、忙しいスケジュールの合間を縫って資格取得をされたそうです。

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食育インストラクターの等級は5段階

食育インストラクター資格の等級

等級ごとの資格の取得方法や難易度は?

食育インストラクターの資格は、知識や実践レベルに応じて5段階にわかれています。
等級ごとの学習内容や資格の取得方法をご紹介します。

プライマリー:在宅で受験可能な初心者向け資格

学習内容

通信教育にて食育の3本柱や基礎知識を学び、日常生活に活かせるようになることが目的です。

食育の3本柱とは

1.安心・安全・健康の選食能力を養う
2.衣食住の伝承・しつけは共食『家族の団欒』
3.食糧問題やエコロジーなど、地球の食を考える

安心・安全な食材の選び方や食のマナー、食べ物への感謝、エコロジー的視点などが主なカリキュラムです。

取得方法

協会指定の通信教育講座である、がくぶん「服部幸應の食育インストラクター養成講座」を受講し、終了することで取得可能。
指導課題を提出し、最終課題では70点以上の得点で合格となります。

難易度

易~普通レベル。
講座及び試験は在宅での受験が可能であり、試験の制限時間もありません。

食育インストラクター4級:食育の基本知識を身につける

学習内容

食育インストラクターの4級は、食育をふまえた家庭料理の基礎技術を習得し、日々の生活に活かせることの証明となります。
プライマリーは通信講座で完結しますが、4級からは調理の実技講習や食育授業の受講などが求められます。

取得方法

取得方法は2通りあり、以下①②のいずれかを満たす必要があります。

取得方法要件
①協会の推進校に通学する 協会が推進するスクールに通学し、
・調理実習を6単位分受講(調理師学校に通う方は調理実習免除)
・食育授業を6単位分受講
・食育筆記試験にて60点以上の得点
②協会主催の研修会に参加する ・資格認定研修会を6単位分受講
・調理実技講習および調理実技筆記試験にて80点以上の得点
・食育筆記試験にて60点以上の得点

難易度

普通レベル。
筆記試験があるため、知識をしっかりと身につけていることが求められます。

食育インストラクター3級:現代の食問題をとらえる

学習内容

食育インストラクターの3級は、食育の重要性を理解するとともに調理技術を向上させ、日々の生活で食育を実践できることの証明となる資格です。

食材や五大栄養素など栄養学の基礎知識、食習慣、マナー、環境問題など、基礎から時事的分野までが範囲となっており網羅的に学習します。
日ごろから食や食育への興味関心を強く持つことで知識が深まるといえます。

取得方法

取得方法は4通りあり、以下のいずれかを満たす必要があります。

取得方法要件
①プライマリー取得者で推進校に通学 ・調理実習を20単位分受講
②4級取得者で推進校に通学した者 ・調理実習を20単位分受講
・食育授業を6単位分受講または3級資格認定研修会を6単位分受講
・食育筆記試験にて60点以上の得点
③プライマリー取得者で推進校に未通学 ・調理実技筆記試験にて80点以上の得点
④食育関連の国家資格取得者または協会会員 ・3級資格認定研修会を6単位分受講
・食育筆記試験にて60点以上の得点

資格認定研修会はオンライン開催される場合もあるため、詳しくは協会ホームページをご確認ください。

難易度

普通レベル。
食育インストラクタープライマリーや4級をあらかじめ取得している場合は、調理実習の受講が免除になるなど保持資格によって取得条件が異なります。
協会のホームページで確認しておきましょう。

食育インストラクター2級:食の安心安全についての知識がある

学習内容

食育インストラクターの2級は、食育に関する広範な知識の習得と、基礎知識をわかりやすく伝える力が試されます。

研修は1・2級合同で実施され、内容も「食の安心・安全」「食の伝承」のような背景知識から、「食の環境」「食育活動」などの今日的な話題まで多岐にわたります。

取得方法

取得方法は3通りあり、以下のいずれかを満たす必要があります。

取得方法要件
①3級取得者で推進校に通学
または食育に関する国家資格や全料協「准教師」以上取得者
・調理実習40単位分受講(国家資格や准教師以上取得者は調理実習免除)
・2級資格認定研修会12単位分受講または協会認定食育授業12単位分受講
・食育筆記試験にて70点以上得点
②3級取得者で推進校に未通学 ・2級資格認定研修を12単位分受講
・食育筆記試験にて70点以上得点
・調理実技筆記試験にて80点以上得点
③プライマリー+食育に関する国家資格取得者 ・2級資格認定研修会12単位分受講
・食育筆記試験にて70点以上得点

難易度

3級の合格ラインである筆記試験60点以上からボーダーが上がり、70点以上で合格となるため難易度は上がります。
また、調理実技筆記試験は80点以上の得点が必要です。

食育インストラクター1級:食育レシピの提案ができる

学習内容

食育インストラクターの等級の中で最上級である1級。
食育全般の幅広い知識と、料理や栄養、健康、衛生などそれぞれの分野における専門知識を身につけており、それらを伝えるための普及活動を自主的に進めることができる証明となります。

取得方法

2級資格取得後1年以上の実務経験者、または栄養教諭(学校における食育教育を推進・指導するために2005年に開始された制度。食に関する体系的な指導を担う)が対象です。

食育メニューの提案および、食育活動報告書(抱負に関する論文含む)の提出が義務付けられているのが特徴的。
報告書に関しては継続的な活動でなくても問題ないものの、何らかの活動をおこなわないと取得できません。

取得方法要件
①2級取得者 ・2級取得後1年以上の食育実務経験
・1級資格認定研修会を12単位分受講
・食育筆記試験にて80点以上の得点
・活動報告
・食育レシピの提案
②栄養教諭 ・1級資格認定研修会を12単位分受講
・食育筆記試験にて80点以上の得点
・食育レシピの提案

難易度

食育インストラクターの1級を取得するには、食育インストラクター2級、もしくは栄養教諭資格を取得していることが前提です。
そのうえで資格取得研修会への参加や、食育レシピの提案、活動報告などがあり、他の等級に比べてより実践的な内容といえるでしょう。

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資格取得にかかる費用と学習期間の目安は?

資格取得費用

取得費用は以下の通りです。

受講料受験料申請料
プライマリー 39,000円 受験なし 6,600円
4級 調理実習、食育授業各6単位分の受講料がかかります 2,200円 6,600円
3級 10,000円もしくはこれに調理実習20単位分の受講料 5,500円~11,500円
※保持資格により異なる
6,600円
2級※会員 13,000円もしくはこれに調理実習40単位分の受講料 5,500円~11,500円
※保持資格により異なる
8,800円
2級※非会員 25,000円もしくはこれに調理実習40単位分の受講料 5,500円~11,500円
※保持資格により異なる
14,300円
1級※会員 13,000円 11,000円 16,500円
1級※非会員 25,000円 11,000円 27,500円

※上記価格はすべて税込みです。
参考 NPO日本食育インストラクター資格取得フローチャート

どのくらいの学習時間が必要?

食育インストラクタープライマリー

通信講座を受講することで資格取得が可能です。
通信講座の標準学習期間は6ヶ月。
最短で3ヶ月で取得する方もいるそうです。

4級

4級の範囲も基礎的でそれほど難しくありません。
取得期間は3ヶ月程度が目安となります。
調理実習と食育授業の単位取得が必要となるため、お近くのNPO日本食育インストラクター養成推進校のスケジュールを確認しておきましょう。

3級

3級食育に関する国家資格を保有しているか、プライマリーもしくは4級を取得していることが条件です。
プライマリー取得者が独学で取得するには調理実技筆記試験が別途科せられるため、こちらの対策もあわせておこなわなくてはなりません。

2級

研修会への参加が必須です。
そのほかにもNPO日本食育インストラクター養成推進校に通学している場合は、40単位分の調理実習を受講しなければなりません。
筆記試験もあるため、実習と筆記試験の対策を並行して進める必要があるため、余裕をもったスケジュールが大切です。

1級

2級もしくは栄養教諭資格を取得していることが前提条件となります。
通信講座の標準的な学習期間は半年から12ヶ月としているものが多くあり、基礎から応用知識をしっかりと身につけるために継続的な学習が必要です。

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食育インストラクターの資格は家庭だけでなく仕事でも役に立つ!

食育インストラクターは自分や家族の食生活など、家庭ではもちろん、幼稚園や保育園、学校、食品メーカー、高齢者施設、病院などでも活かせることができます

家庭での活かし方

食育インストラクターは、食材を見極めるポイントや家庭でのレシピを学びます。そのため学んだその日から実践できるのも嬉しいポイント。
野菜が苦手な子どもへの克服レシピや、食材を使い切る方法から、乳幼児や小学生など子どもの年齢に合わせた食事など具体的に学ぶことができます。

幼稚園や保育園、学校など教育現場での活かし方

栄養バランスのとれた給食を提供するだけでなく、子どもたちに食の楽しさや大切さ、マナーなど食育の基礎を伝えることができます。
子どもの食問題が叫ばれる昨今、食について正しく伝えられる食育インストラクターの存在は重要です。

食品メーカーでの活かし方

昨今の食育や糖質オフなどの健康的な食ブームもあり、食育インストラクターで学んだ知識を活かして商品開発をおこなうこともできます。
食育インストラクターは履歴書にも記入できる資格のため、食関係の求人への応募にも有利になる可能性があります。

高齢者施設や医療現場で活かせる

入所者の方や患者さんの献立を立案するうえで役立てることができます。
塩分や糖分をおさえて、栄養バランスのとれた食事を提供するためには専門知識が必要不可欠。
食育インストラクターの知識で、健康的な食事を考案することができます

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食育インストラクターの試験情報

主催団体
NPO日本食育インストラクター協会
試験区分
民間資格
受験資格
■4級
(1)協会推進校の通学講座で調理実習6単位取得、食育授業6単位取得の者
(2)NPO協会主催「食育インストラクター4級資格認定研修会」1日受講(含む実技)した者

■3級
(1)NPO日本食育インストラクター4級取得者
(2)プライマリー取得者(※食育筆記試験免除)
(3)食育に関する国家資格取得者
(4)4級取得者または全料協「上級」取得者で推進校に通学し、調理実習6単位取得、食育授業または3級資格認定研修会にて6単位取得した者

■2級
(1)NPO日本食育インストラクター3級取得者
(2)プライマリー+食育に関する国家資格等取得者
(3)全料協「准教授(助教員)」以上取得者

■1級
(1)NPO日本食育インストラクター2級取得後、1年以上の食育実務経験がある者
(2)栄養教諭
合格率
出題内容・形式
■4級
・出題範囲:食育調理技術の基礎
・出題内容:調理実技筆記試験(合格点80点)、食育筆記試験(合格点60点)

■3級
・出題内容:調理実技筆記試験(合格点80点)、食育筆記試験(合格点60点)

■2級
・出題内容:調理実技筆記試験(合格点80点)、食育筆記試験(合格点70点)

■1級
・出題内容:食育筆記試験(合格点80点)
日程
検定料
■プライマリー:検定なし
■4級:2,200円
■3級:5,500円~11,500円
■2級:5,500円~11,500円
■1級:11,000円

※いずれも各種受講料や申請料は別途必要。
問い合わせ先
NPO日本食育インストラクター協会
http://www.npo-shokuiku.com/
東京都新宿区歌舞伎町1丁目24番3号
補足情報
NPO日本食育インストラクター協会では豊かな食卓づくりを生涯にわたり提唱し、営むとともに正しい食育を指導できる人の養成を目的にしています。食育インストラクターは取得した資格のレベルに応じて、求められる「食育」を推進するレベルも上がっていきます。

活躍の場は人々が「食」に触れる機会があるところすべてが活躍の場となります。勤務先としては、学校や病院、福祉施設はもちろんのこと、食品・製薬関連の企業および研究所や、食べ物を扱うスーパー・デパートなどが候補にあげられます。

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