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キャリアコンサルタント資格の活かし方!「仕事がない」とならないための工夫

キャリアコンサルタント資格の活かし方!「仕事がない」とならないための工夫

キャリアコンサルタント資格の取得後、その資格を利用しないと取得した意味がありません。この記事では、キャリアコンサルタント資格の活かし方として、今後の市場需要から資格取得後に「仕事がない」とならないための活躍の場をご紹介します。

更新日:2023-11-27(公開日:2019-03-07)

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この記事を監修したのは

キャリアコンサルタント:齊藤 あゆみ 氏

キャリアコンサルタント:齊藤 あゆみ

キャリアコンサルタントには仕事がない?

キャリアカウンセラーとしても知られる「キャリアコンサルタント」。
「仕事がない」という意見をお持ちの方もいるようですが、そんなことはありません。

キャリアコンサルタントは、企業のトレーニングと開発、人事、人材派遣会社、教育機関など、さまざまな環境で働くことができます。また、キャリア開発のトピックに関する講義やプレゼンテーションを行うこともあります。

キャリアコンサルタントは、日本において比較的新しい職業であり、キャリア教育とサポートの重要性が高まるにつれて人気が高まっています。

キャリアコンサルタントに「仕事がない」ということはない!高まる需要について解説

キャリアコンサルタントの需要

社会の変化に合わせてニーズが高まっている

以前に比べて人々の離職率が高く転職回数が増えていることや、不景気でリストラが増加していることなどが要因となり、キャリアコンサルタントの需要が高まっています。

最近では、ハローワークなどの公的就職機関や学校などに、キャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)を常駐させるところが増えてきました。
キャリア教育を推進する学校も多く、キャリア相談はもちろん、セミナー講師などの需要もあります。

企業領域に関しても、厚生労働省が企業内でのキャリア形成支援である「セルフ・キャリアドック」 の導入促進を掲げています。

社会や政府の動きから、これからもキャリアコンサルティングのプロであるキャリアコンサルタント資格の需要は高まっていくことが予想できます。

参考 厚生労働省 企業・学校等においてキャリア形成支援に取り組みたい方へ

キャリアコンサルタントの資格は絶対に必要か

実はキャリアコンサルタントの資格の有無にかかわらず、キャリアカウンセラーとして活躍できる場所はいくつもあります。

キャリアコンサルタントは名称独占資格であり、有資格者しか名乗ることはできません。
しかし、その名称にこだわらなければ、キャリアカウンセラーとして働く職場は存在します。
人を対象として、キャリアの相談を受ける立場なので、「キャリアアドバイザー」や「生活相談員」「就職相談員」などの名称で呼ばれることもあります。
無資格の場合でもキャリアカウンセラーを目指す場合は、こうした別の名称で求人情報が出されていることも想定してしっかりと調べましょう。

またその一方で、キャリアカウンセラーとは表記されていても、業務内容が人材派遣会社の営業やコーディネーター業務など、名前と一致しない業務内容である場合もあります。
自分が希望する職種なのか、業務内容はそれに準ずるものであるのかは確実に調べておきましょう。

正社員以外のキャリアカウンセラーの場合、いくつかの職場を掛け持ちしたりしながら生計を立てる人もいます。
キャリアコンサルタントの資格は、無資格者に比べると、やはり正社員として働く上で有利に働く傾向があります。

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キャリアコンサルタントの将来性は?資格取得が役に立つ理由

雇用のあり方が変化し、ニーズが拡大

まず、社会の変化で人々の働き方や、雇用に対する考え方が変わってきていることが理由に挙げられます。
この雇用のあり方の変化で転職する方が増加し、キャリアコンサルティングのニーズが高まっているのです。

日本に根付いていた終身雇用は、過去のものになりつつあります。新卒で入社した会社に定年まで勤務するという方は、以前に比べると少なくなっているのではないでしょうか。

平成29年の就業構造基本調査を参照すると、25~54歳で「現職が初職である」、つまり転職したことがないという方の割合は約40%でした。
つまり、約60%の方は1回以上の転職をおこなっているということになります。

このように、日本において転職は当たり前のことになっており、進路に関してのコンサルティングをおこなうキャリアコンサルタントの需要も高まっていくことが予想されます。

政府でも業務の能力によって採用・評価をおこなう「ジョブ型雇用」に関する議論が進められています。
このことからも、相談者の能力から適した働き方を提案するキャリアコンサルティングのニーズ拡大が将来的にもさらに顕著になっていくと考えられるでしょう。

ニーズの拡大によって多くの場所で活躍できることが、キャリアコンサルタント資格取得のメリットといえるでしょう。

引用 総務省統計局 平成29年就業構造基本調査

AI(人工知能)に代われない仕事

AI(人工知能)に代わられることが考えにくい点も、キャリアコンサルタントに将来性・展望がある理由に挙げられます。

自身の経験を入力することで適した仕事を教えてくれるAIキャリア診断サービスなども開発されています。使用することで気軽に進路を考えられるというメリットもあるでしょう。
しかし、そこでわかるのは表出的なデータに基づくことのみです。

自身が本当に大切にしたい価値観や、どんなところで働きたいかなどの本心は、人との対話によって導き出されることも大きいものです。
こういったキャリアコンサルティング・キャリアカウンセリングという仕事は、AIではなく人間にしかできないものではないでしょうか。

今後、AIに取って代わられる仕事も多くあると予想されていますが、キャリアコンサルタントの仕事がなくなることは考えづらいのではないでしょうか。

キャリアコンサルタントは、時代が変わっても価値は変わらない資格といえるでしょう。

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キャリアコンサルタント資格の活かし方

「自分はどんな仕事に向いているのか」「今の職場で自分は正当な評価を受けていないのではないか」など悩みを持つ人はたくさんいます。
学生、求職者、在職者等を主な対象に職業選択や能力開発に関する相談を受けたり、助言を行ったりすることをキャリアカウンセリングと呼び、キャリアカウンセリングをおこなう人が「キャリアカウンセラー」と広く呼ばれています。

相談者が自分自身の価値観や人生観を確認し、現状を整理したうえで、本人が満足いく結論を導き出すための支援をおこないます。

キャリアカウンセラーの中で、キャリアコンサルタントの国家資格を持つ人だけが「キャリアコンサルタント」です。他のキャリアカウンセラーと同様に、職業選択や能力開発に関する相談・助言を行うことを仕事とした専門家です。

関連記事 キャリアコンサルタントの仕事内容

キャリアカウンセラーとの違い

「キャリアコンサルタント」は「名称独占資格」であり、国家資格です。この資格を持っていない人は「キャリアコンサルタント」またはこれに似た紛らわしい名称を用いることができない決まりになっています。

キャリアカウンセラーの中には、キャリアコンサルタントの資格を持っていないカウンセラーもいます。

つまり、業務の内容に大きな違いはなく、国家資格キャリアコンサルタントを取得しているか否かがキャリアカウンセラーとの違いです。

活躍するためには、経験を積むことも必要

キャリアコンサルタントの需要の高まりと同時に、求人数も増加しています。

しかし、求人の内容を見ていると、専門職として正社員でキャリアカウンセラーの求人を行っている企業や機関のみならず、非正規雇用や業務委託契約などの雇用形態も多く見られます。
パートタイマー等まで含めれば、全体の需要としてはそれなりの数の求人はありますが、やはり正社員となると「現場経験」や「キャリアコンサルタントの資格」を重視される傾向は否めません。
求人市場で求められるキャリアコンサルタントになるためには、資格取得のみではなく、経験を積んでいくことも必要になるでしょう。

資格と経験を掛け合わせることで、相談者に価値を感じて頂けるキャリアコンサルタントを目指せるはずです。

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キャリアコンサルタントにはどんな求人がある?

キャリアコンサルタントの活躍の場

キャリアコンサルタントは以下の場所で主に活動しています。

  • 公的職業紹介機関および付属施設・機関、およびそれに準ずる施設 (ハローワークや早期就職支援センター、ジョブカフェ、高齢者就職支援センター、主婦の再就職を支援する施設など)
  • 学校 (中学校、高等学校、大学、大学院、専門学校を含む専修学校など)
  • 企業 (一般企業、民間職業紹介会社、人材派遣会社など)
  • 地域若者サポートステーション
  • ニートやひきこもり、不登校者の支援を行う団体 また、各地のこれらを支援するNPO法人や任意団体など
  • 独立コンサルタント

こうして見ると、民・官問わず就職支援に関係する企業や施設など、多く活躍の場があることが分かります。また独立コンサルタントという言葉の示す通り、独立起業して働く人たちもいます。

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キャリアコンサルタントの年収、給料

キャリアコンサルタントの年収相場

平成30年に発表された独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査」を基に、キャリアコンサルタントの年収・給料を確認してみましょう。

キャリアコンサルタント登録者の年収で最も多いのが「200~400万円未満」で約33%、次いで多いのが「400~600万円未満」で約22%、「200万円未満」が約14%となっています。
この結果を見ると、日本の平均年収420万円と同等程度の収入の方が多く、それ以下の場合もあるようです。

しかし、約15%のキャリアコンサルタント登録者が年収800万円以上と回答しており、特に50代の年収が高い傾向にあります。この結果から、キャリアコンサルタントの資格と自身の経験を掛け合わせることで高収入を目指せることがわかります。

また、キャリアコンサルタント専任ではなく、他の仕事と兼業で収入を得ている方も多いようです。高収入を目指す場合は、そういった方法をおこなうのも一つの手段といえるでしょう。

引用 独立行政法人 労働政策研究・研修機構 キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査

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副業としてのキャリアコンサルタントの需要

キャリアコンサルタント専業ではなく、副業でキャリアコンサルティング業務をおこなう方も少なくありません。
そういった働き方のキャリアコンサルタントを求めている求人も複数存在します。

実際に求人サイトindeedで「キャリアコンサルタント 副業」の条件で検索すると、2022年12月現在で5,280件の求人が掲載されています。

他の仕事に従事しながら副業としてキャリアコンサルタントの業務をおこなうことで、より高収入を目指すことも可能です。
安定した収入を得ながらキャリア相談の実績を重ね、将来的に独立を目指すこともできるでしょう。

副業としてキャリアコンサルティングをおこなう際も、相談者の人生を左右する仕事であることを忘れないようにしましょう。

副業として働ける勤務先

ハローワーク

ハローワークでのセカンドキャリア相談や、就職相談者のジョブカード作成を補助する仕事は、キャリアコンサルタントの資格保有者に単発で依頼されることも多くあります。
また、求職者セミナーを実施する場合もキャリアコンサルタントへオファーすることが多いようです。

行政の業務のため信頼性が高く、経験としても打ち出しやすい点がメリットであるといえます。

業務はハローワークのホームページや外部の一般社団法人などで募集される場合や、資格取得後に登録できるキャリアコンサルタント検索サイトから依頼される場合があります。

個人でオンラインキャリア相談を受ける

SNSやスキルマーケットサイトなどでオンラインキャリア相談の募集をおこない、相談者を募る方法です。

1回30分~数時間程度で相談を受けることができ、平日働きながら休日に自宅で副業をしたいという方も始めやすいのではないでしょうか。
決められた場所に足を運ぶ必要もないため、全国どこでも開業することができます。

相談を考えている方から信頼を得られるよう、キャリアコンサルタント資格を保有していることやこれまでの経歴を明記すると依頼されやすくなるでしょう。

キャリアコンサルティングの外部委託を請け負う企業に登録する

一般企業でも社員のキャリア相談をおこなう企業が増加してますが、自社でキャリアコンサルタントを雇うのではなく、外部の企業に委託している場合も少なくありません。

そういったアウトソーシングをおこなっている企業に登録し、キャリア相談を請け負う方法です。

人材登録制となっている場合も多く、相談者と資格保有者のマッチングをおこなってもらえます。
副業での登録も受け付けている場合が多いようです。

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未経験からキャリアカウンセラーになるには?

キャリアコンサルタントの資格を持たずにキャリアカウンセラーになることは困難に思えるかも知れません。しかし、これまでの職務経験や、そこで得たスキルは、キャリアカウンセラーになるための強みになりえます。

ここでは未経験からキャリアカウンセラーになるためのいくつかの方法をあげていきます。

営業経験などの他業種で培ったスキルや経験を活かす

キャリアカウンセラーの仕事は、求職者や在職者の相談ばかりではありません。求人情報を集めたり、求職者を企業にあっせんしたりするための営業力が必要になる場合もあります。他にもリサーチ力、語学力、人事部での就業経験など、これまでのスキルや経験を重視して採用してくれる会社は多く存在します。

これまでに得た他業界での専門知識を活かす

キャリアコンサルタントは様々な業界に関しての知識が必要となる仕事です。通常、自分や身近な人が全く従事したことのない業界の知識は深くありません。しかし、その知らない業界で働きたい求職者も存在するのです。そのため、各業界での専門知識を持った人材は重宝されるのです。

キャリアコンサルタント・カウンセラーのアシスタント業務から経験を積む

キャリアカウンセラーになりたいと思っても、未経験のうちは何をしていいのか分からないということが多くあります。この場合は、すでにキャリアカウンセラーとして働いている人たちのアシスタント業務からはじめ、そこからステップアップを目指すという方法があります。キャリアカウンセラーが活躍する実際の現場や情報に触れて経験を積むことは、必ず後の自分にとって大きなプラスになるはずです。

育成の体制ができている人材派遣会社に就職する

最後に、育成の体制がしっかりしている人材派遣会社などに就職する方法です。
キャリアコンサルタントの資格がなく、これといって強みになるようなスキルや経験がなくとも、育成の体制が整っている会社に、キャリアカウンセラーとしての資質があると認められれば採用・育成してくれることがあります。勉強が好きだとか、数字に強い、志望動機が明確、新しい環境に素直になじめる、など、資質があると認められる理由は様々です。キャリアカウンセラーになりたいけれど、資格も経験もないと諦める前に、ぜひ自分の長所を売り込んでください。

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キャリアコンサルタントを目指せるおすすめスクール

リカレント キャリアコンサルタント養成ライブ通信講座(通信)

厚生労働大臣認定講習&教育訓練給付制度対象!

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ヒューマンアカデミー キャリアコンサルタント講座(通学/全国)

開講33年のキャリアスクールが全面バックアップ!

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リカレント キャリアデザインスクール(通学/関東、関西、東海、東北)

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一般社団法人 地域連携プラットフォーム(通信・通学/関東)

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キャリアカウンセリング協会/GCDF-Japanオンライン(通信)

日本で唯一のキャリアコンサルタント養成の専業機関、CCA

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株式会社グローバルテクノ(関東)

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特定非営利活動法人 日本カウンセリングカレッジ(通学/東京)

ココがポイント!創立50年の歴史を持ち、国内でも有数の講師陣を揃えた心理カウンセリング養成機関!

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特定非営利活動法人 日本カウンセリングカレッジ

東海道シグマ キャリアコンサルタント養成講習(通学/静岡)

ココがポイント!地元に密着したキャリアコンサルタント養成講習!

スクールホームページ:
東海道シグマ キャリアコンサルタント養成講習

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監修者プロフィール

この記事を監修したのは

齊藤 あゆみ 氏

国家資格キャリアコンサルタント:齊藤 あゆみ

2015年(平成27年)日本キャリア開発協会CDA、キャリアコンサルタント技能士2級を取得
同年、合同会社オフィスエスステップを設立

現在は大手金融機関・通信会社の新人研修や管理職研修に携わりながら、大学生向けの合同説明会講師やカウンセリング、高校生の進路ガイダンス(進学・就職講演、面接指導など)を行う。
また専門学校にてキャリアデザイン授業、個人向けに個別カウンセリング・登壇講師養成講座も開講。

【保有資格】
国家資格キャリアコンサルタント、日本キャリア開発協会CDA、女性労働協会認定講師、HA(ヒューマンアセスメント)アセッサー、ファイナンシャルプランナー2級、栄養睡眠改善アドバイザー、ランニングアドバイザ―

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