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キャリアコンサルタント・キャリアカウンセラーの年収・給料を解説

労働市場では、経済・社会・技術の発展による産業構造の変革が早く、そのスピードに職業生活設計を対応させることができない人が増加しています。そのため、このような変化に対応し、労働者を指導できる専門家が必要となってきました。

そこで、厚生労働省は「職業能力開発促進法」を改正し、2016年4月に名称独占の国家資格「キャリアコンサルタント」を設けました。この、キャリアコンサルタントは、「キャリア形成の支援」をして収入を得ますが、その額は年200万円未満から1000万円超まで幅広く、実力次第といったところです。しかし、人生の価値創造のお手伝いをすることにやりがいを見いだせる人にとってはうってつけの資格といえます。

公開:2019-02-07 18:46 (最終更新:2019-06-21 15:20)

キャリアコンサルタント・キャリアカウンセラーの年収・給与は?

キャリアコンサルタント_salary

2011年に厚生労働省の委託事業として行われた「キャリア・コンサルティングに関する実態調査」の報告書によると、日本の平均年収並みの金額を得ることができます。

報告書によると、資格を持っていてもキャリアコンサルタント活動だけでは収入がない人が多くいます。これは、年齢に関係なく長く活動できる資格であるため、会社員などが在職中に取得しておこうという人が多くいるためと言えます。

キャリアコンサルタントとしての業務に特化し、能力が高く、ネットワークも持っている「プロ中のプロ」というべき実力者は、フリーランスや契約職員としても年1000万円超の収入を手にすることができる資格です。

キャリアコンサルタントの就業形態

就業形態は、正規職員 38.4%、契約職員 39.6%、自営 13.8%(前出、厚生労働省の報告書より)となっています。もっとも、キャリアコンサルタントを専任で行っている割合はそのうち44.6%であり、残りの55.4%は兼任です。公的機関に所属している場合は76.5%が専任ですが、一般企業では83.0%が兼任です。

また、一般企業で専任となるのは契約社員が主流で、正規職員のほとんどは他の業務と兼任であり、キャリアコンサルタントとして活躍する場面は少なく、時間にして月5日以下が3割以上、収入にして月10万円未満が4割以上で0円も2割程度いるという状況です。
つまり、本当にキャリアコンサルタントとして活動するためには、公的機関の正規職員か自営となる必要があります。

キャリアコンサルタントの職場

主な活動場所は、ハローワーク、ジョブカフェなどの公的就職支援機関が25.9%と多く、次いで一般企業での人事・労務部門が21.3%、大学などの教育機関での就職支援が15.9%、派遣会社や人材会社は15.4%となっています。

しかし、公的機関以外では兼任が多いため、処遇とキャリアコンサルタントとしての能力が釣り合わない環境にあります。これでは、兼任により「キャリアコンサルタント」自身のキャリア形成の機会が減少し、自己研鑽の一部として指導者(スーパーバイザー)からの助言を得るためのネットワークも希薄なものになってしまいます。

しかしながら、このような環境に負けず、能力のあるキャリアコンサルタントが、若年層の定着率向上、ベテラン労働者のメンタルヘルス向上、定年後の再就職率向上に一定の成果を上げていることも事実です。

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キャリアコンサルタント・キャリアカウンセラーは国家資格なの?

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「職業能力開発促進法」の2015年9月の改正により、2016年4月から「キャリアコンサルタント」は国家資格となりました。それまでは、職業名としても使われていた「キャリアコンサルタント」ですが、名称独占の国家資格となったことにより、有資格者以外はこの名称を名乗ることができません。

一方で、ほぼ同義で使われている「キャリアカウンセラー」は、職業名であり、資格とは関係なく名のることができますが、こちらにも民間資格が存在しています。そして、「キャリアコンサルタント」資格を取るには、認定機関が行う講習を修了した後、学科試験および実技試験に合格し、厚生労働省にキャリアコンサルタントとして登録する必要があります。

>> キャリアコンサルとの国家資格取得の流れ
>> キャリアコンサルタントが国家資格へ

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キャリアコンサルタント・キャリアカウンセラーの仕事とは?

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職務内容は、概ね求職者と求人企業を結ぶことです。
求職者に対して、職務経歴書の書き方、面接の受け方から、自身の経歴の棚卸しや価値の発見、職業生活の設計まで、幅広く支援し、職業生活の全期間にわたる職業生活設計のお手伝いをします。
また、求人企業に対しては、求職者の紹介だけにとどまらず、在職者の職業能力の開発・向上、職業経験に基づく人材の活かし方の指導なども行います。

セルフサポートや家族のサポートを目的にキャリアコンサルタントの勉強をはじめる人も多く、資格取得にこだわらなくとも、人事・労務といった仕事に役立てることもできます。

キャリアコンサルタントの平均年収

年200万円未満から1000万円超まで幅広い層に分かれているキャリアコンサルタントの年収ですが、大企業内で人事を担当する人を除けば、日本の平均年収以下であることが現実です。2011年の厚生労働省調査によれば、年200万円未満が14.6%、200万~300万円が15.8%、300万~400万円が18.5%で合わせて、48.9%と約半数が日本の平均年収420万円以下であることが分かっています。

2011年の厚生労働省調査によれば、キャリアコンサルティング業務以外も含む年収ですと300万~400万円の年収が最も多く(18.5%)、次いで200万~300万(15.8%)、400万~500万(15.8%)と続きます。

なお、正社員は兼任となることが多く収入は安定していますが、キャリアコンサルタントとしての収入は多くありません。そのため、この環境を活かして在職中にキャリアコンサルタント資格を取得し、定年退職後に実力次第で高収入を狙えるキャリアコンサルタント職を、契約社員や自営ではじめるというケースもあります。

また、年収700万円以上稼いでいる大企業内の人も他の業務との兼業で収入を得ている場合がほとんどですので、キャリアコンサルタント業務のみで収入を得るより、兼業して年収を上げる方が、より多くの額を稼ぐ方法と言えそうです。

キャリアコンサルタントのやりがいとは?

キャリアコンサルタントになることは、キャリア設計や自分のキャリアに対する客観的尺度に悩む人の役にたてることと、キャリアコンサルタント自身の自己実現の両面で経済的・精神的報酬を得られるということです。

そして、相談者が短所だと思っていることを、アドバイスにより長所として自覚させることができたとき、相談者の悩みを理解しその人を輝かせることができたときの喜びは格別なものです。
そうした自分の働きにより、「人が職業人として成長する」、「救いを求める人のメンタルヘルスが向上する」など、人が喜ぶ姿を見ることと自分の収入が上がることが同じゴールとなっているため、相談者と一緒に頑張ることができるというところがキャリアコンサルタントとしてのやりがいです。

>> 現役キャリアコンサルタントにきいた!やりがいや資格取得まで

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まとめ

職業としては以前からあるものの、国家資格としては新しい「キャリアコンサルタント」は、社会からの認知度が十分とは言い難いです。しかも職務内容が多岐にわたるため、個人の力量によるところが大きく、十分な成果を上げられない場面も多くあります。

この資格の活動機会を広げていくためには、学習機会・学習ツールの開発と活動環境の整備が必要とされ、キャリア形成というものに対する社会の意識を、「個人が頑張るもの」から「専門家を中心とする社会がサポートするもの」へと変化させていくことが求められています。

しかし、こうした未整備な環境だからこそ、やりがいを持って自己研鑽に励む「キャリアコンサルタント」であれば能力に応じた報酬が約束される資格なのです。

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