医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)とは

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)とは、日本医療教育財団が認定している試験・資格です。
試験に合格すると「メディカルクラーク®」と名乗ることができ、レセプト業務や窓口業務など、医療事務に必要な知識を保有している証明となります。
試験には医科・歯科の種別があり、とくに医科は多くの人が受験します。
数ある医療事務の資格のなかでも受験者や合格者が多く、医療事務を目指す人にとって定番といえる資格です。
参考 女性から注目を集める医療事務とは?仕事内容や資格の種類・取り方、向いてる人を解説
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の概要
- 主催団体
- 一般財団法人 日本医療教育財団
- 試験区分
- 民間資格
- 受験資格
- 特になし
どなたでも受験可能 - 合格率
- 60%程度
学科・実技試験の得点率70%以上で合格 - 出題内容・形式
-
▽学科
1.医療保険制度
2.高齢者医療制度
3.公費負担医療制度
4.介護保険制度
5.医事法規一般
6.医事業務
7.診療報酬請求業務/医学一般/薬学一般/診療録(※医科もしくは歯科を選択) ▽実技I
コミュニケーション(医事課患者応対) ▽実技II
診療報酬請求事務(※医科もしくは歯科を選択) - 日程
- 月1回実施
- 検定料
- 7,700円
- 問い合わせ先
-
一般財団法人 日本医療教育財団
http://www.jme.or.jp/exam/mc/index.html
〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-10
TEL:03-3294-6624 - 受験地
- 各都道府県内の公共施設等
- 補足情報
- 医療事務技能審査試験(メディカル クラーク®)は、数ある医療事務の資格の中でも知名度が高い試験です。 医療事務は必ずしも資格が必要な仕事ではありませんが、資格を取得している方が就職に有利になるでしょう。
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の特徴

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は50年以上の歴史があります。医療施設でも認知度の高い資格で、持っていると就職や転職活動で有利に働きます。
土日を中心にほぼ毎週試験が実施されているため、受かるまで何度でもチャレンジが可能です。
毎年1万人以上が受験し、多くのメディカルクラーク®を輩出しています。
毎年1万人以上が受験するほど資格の認知度・信頼性が高い
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は、診療報酬請求事務業務や窓口業務など、医療事務に求められる能力を備えていることを証明する資格試験です。
受験者数は毎年1万人以上で、1974年度の試験開始以来50年で受験者数は171万人、合格者数は99万人を超えています。
医療事務系の資格のなかでも最大規模を誇る試験であり、医療業界で広く知られ、信頼性の高い資格として評価されています。
合格者にはメディカルクラーク®の称号が与えられ、履歴書に記載すれば就職や転職で有利に働くことがあります。
また、すでに医療事務として仕事をしている方が資格を取得することで、資格手当が支給されたり、キャリアアップにつながったりといったケースもあります。
土日を中心にほぼ毎週試験を実施
医療事務は土日を中心にほぼ毎週試験が実施されています。
試験はIBT方式と呼ばれるオンライン試験で、自宅で受験することができます。
選択できる日程が多いため、自分の都合に合わせて試験を受けやすく、万一、不合格になった場合もすぐに再チャレンジが可能です。
50年もの歴史がある資格
医療事務の資格の中には、創設されてから10年に満たないものや、知名度の低いものもあります。
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は、1974年から実施されており、50年以上の歴史と実績があります。
試験を主催している日本医療教育財団は、医療や福祉に係る人材育成や能力開発をおこなっており、医療現場のニーズに対応した試験を実施しています。
コンピュータによるレセプト作成のほか、医療事務の業務全般について学べるため、資格を取得することで医療事務の高い技能を証明することができます。
歴史と実績を積み重ねてきたメディカルクラーク®は、民間資格でありながら、医療事務を目指す人や医療業界からも信頼が厚い資格です。
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の難易度と合格率は?
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は、患者と接するときのマナー・医療事務の知識・診療報酬請求事務・診療報酬明細書点検など幅広い職業能力を審査します。
出題範囲が多岐にわたるため、「メディカルクラーク®の難易度はかなり高いのでは?」と不安になる方もいるでしょう。
合格率はおよそ60~70%|しっかり試験対策すれば合格できる難易度
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の合格率はおよそ60~ 70%です。
「3割ほどは試験に落ちる」と考えると不安になるかもしれませんが、試験を受けた方の内、6~7割は合格しています。
しっかり対策すれば、合格は決して難しくありません。
より確実に合格を目指すなら、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)に対応した講座を受講するのがおすすめです。
効率よく学習でき、安心して試験に臨めるでしょう。
たとえば、ニチイの医療事務講座(医科)通信コースでは、厚生労働省認定のオリジナル教材やプロの講師が監修した教材を使用しています。
オンラインで理解度をチェックできるので、弱点の克服も可能です。
通信講座やスクールを利用し、コツコツと勉強を続ければ合格は近いでしょう。
試験はほぼ毎週実施されています。
あまりプレッシャーを感じすぎないようにしましょう。
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の試験内容

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の試験試験は、インターネットを通じてパソコンで試験を受けるIBT方式で実施されます。
自宅で受験が可能です。
試験は学科と実技に分かれています。
学科・実技ともに参考資料を見ながら試験を受けることができます。
- 学科 選択(○×・択一)方式 60問(50分)
- 実技 診療報酬明細書の作成 入力・選択(択一)方式 2症例 など(70分)
学科の試験
学科試験では医療事務についての知識が問われます。
試験は入力・選択方式の60問。試験時間は50分です。
試験範囲
- 医療保険制度
- 医事法規一般
- 医療保障制度
- 公費負担医療制度
- 患者応対
- 医事業務
- 医学一般
- 薬学一般
- 診療報酬請求業務
上記のように、きちんとしたビジネスマナーを考えられる人であれば、それほど試験に苦戦することはないでしょう。
文章を書くのが苦手な人は、過去問を繰り返す、通信講座やスクールの問題で合格点が取れるようにする、などの対策が有効です。
実技の試験
実技では患者接遇や診療報酬請求業務について問われます。
試験時間は70分です。
出題内容
- 患者接遇 入力・選択(択一)方式 2事例
- 診療報酬明細書(出来高請求)の作成 入力・選択(択一)方式 2症例
- 基本診療料および特掲診療料の項目ごとの計算 入力方式 15問
- (医科)1日分の外来会計の点検・病名との突合 入力・選択(択一)方式 2症例
- (歯科)治療の流れの点検・病名との突合 入力・選択(択一)方式 2症例
試験はオンラインで在宅受験が可能
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は、オンラインで試験を受けられるIBT方式を採用しており、自宅で受験が可能です。
IBT方式とは?
IBT方式とは、パソコンでインターネットを通じて受験する試験方式です。
自宅やスクールなど、インターネット環境が整っていればどこからでも受験できます。
2024年6月まではペーパー試験がおこなわれていましたが、IBT方式が採用されたことで試験を受験できる日が増え、合否もすぐにわかるようになりました。
IBT方式試験のメリット
- 時間を有効活用できる
- 自宅やスクールなどインターネット環境さえあれば、好きな場所、時間で受験ができます。
- 採点の迅速化
- 即時採点システムにより、試験終了後その場で結果が画面に表示されます。
- 試験日が増える
- 元々は月に一度の試験でしたが、IBT方式になり、試験日程の選択肢が増えました。
土日を中心にほぼ毎週試験が実施されており、都合の良い日を選ぶことができます。
IBT方式への移行による変更点
| 変更点 | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| 試験方式 | 在宅試験 | インターネット試験 (IBT方式・試験官による監視あり |
| 試験日程 | 月1回 | 土日を中心にほぼ毎週実施 |
| 検定料 | 7,700円(税込) | 8,800円(税込) |
| 受験申込期間 | 試験日の2ヵ月前~3週間前まで | 試験日の1ヵ月前~1週間前まで |
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の勉強方法

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の勉強方法は、大きく分けて3つあります。
- 独学:市販のテキストなどで学習する
- 通信講座:自宅で受講し、テキストやDVD、オンラインの動画などで学習する
- スクール(通学):学校に通って講座を受ける
それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
独学のメリット
自分の環境に合わせて学習できる
独学の大きな魅力は、自分のライフスタイルに合わせて自由に学べることです。
合格までの目標時期も、学習ペースも自分の都合に合わせて決めることができ、ムリなく学習を進められます。
コツコツ一人で勉強するのが好きな人や、スクールに通う時間がない人には特に向いています。
コストを安く抑えることができる
費用を抑えて資格取得を目指せるところも、独学のメリットといえるでしょう。
医療事務のテキストや問題集は多いので、書店に行ったり、インターネットで口コミを確認したり、自分に合ったものを選びましょう。
ただし、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)には公式テキストや問題集がなく、教材選びがやや難しい点には注意が必要です。
独学のデメリット
自分で学習管理をする難しさ
独学の大きな課題は、学習をすべて自分で管理しなければならない点です。
計画を立てるのも進捗を確認するのも自己責任で、つい後回しにしてしまうと合格までの道のりが長引いてしまいます。
また、理解度の確認や弱点克服も一人で行う必要があり、迷ったときに相談できる相手がいないのも難しさの一つです。
継続的に学習を進めるためには、強い自己管理能力が求められます。
初心者には難易度が高い
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)では、医療用語や診療報酬制度といった専門知識が問われます。
これらは初心者にはなじみが薄く、独学だけでは理解が追いつきにくい場合もあるでしょう。
特に診療報酬制度は制度改正も多く、最新の情報を自力でキャッチする必要があります。
独学では情報収集や理解に時間がかかり、学習効率が下がることがあります。
実技のイメージがつきにくい
実技では診療報酬明細書の作成や、基本診療料の計算など、実務に即した問題が出題されます。
未経験の人の場合、実際の業務をイメージしづらく、試験が難しく感じるでしょう。
通信講座を受講するメリット
自分のペースで学習できる
通信講座は、自宅でテキストや映像教材を使用して、自分のペースで学習を進められます。
仕事や育児と両立しながら勉強したい方にとっても、時間や場所を選ばず取り組めるのは大きなメリットといえます。
学習スケジュールを自由に調整できるため、まとまった時間が取れなくても、すきま時間を有効活用して少しずつ学習を進められます。
コストを抑えられる
通信講座は受講料が比較的安い傾向にあります。
特に初めて資格に挑戦する方や、学習にあまり大きな出費をかけたくない方にとっては安心して始められる選択肢といえるでしょう。
費用を抑えつつ効率よく学習できるのも、通信講座のメリットです。
質問サポートや就職サポートが受けられる
通信講座はオンラインでの質問対応など学習サポートが充実しています。
独学では難しい「わからない点をすぐに解決する」という環境が整っているため、理解を深めながら安心して学習を進められます。
また、修了後に就職サポートを受けられる講座もあります。
サポートの有無や内容は講座によって異なるので、詳しくは資料請求での確認がおすすめです。
資料請求はこちら(無料) 医療事務の通信講座一覧
通信講座を受講するデメリット
自分で学習の管理が必要
通信講座は自宅で学習できて自由度が高い反面、進捗管理を自分で行う必要があります。
仕事や家事と両立しながら学習を進める場合、つい後回しになってしまったり、計画通りに進められずに挫折しそうになることもあります。
独学に比べて教材やサポートはありますが、主体的に学習を進める意識が求められる点は独学の場合と同様にデメリットといえるでしょう。
サポートに限界がある
質問や添削サービスがあっても、回答が返ってくるまでに時間がかかることがあります。
対面指導のようにすぐに解決できない点を不便に感じることもあるでしょう。
通学講座を受講するメリット
講師から直接学べる
通学講座では、専門知識を持つ講師から直接指導を受けられる点が大きな魅力です。
わからない点があればその場で質問でき、独学では解決が難しい疑問も早めに解消できます。
特に医療用語や診療報酬制度など、難しいと感じやすい分野を効率的に理解できるのは通学ならではの強みです。
学習環境が整っている
学校に通うことで、集中して学習できる環境で学べるのも通学講座のメリットです。
同じ目標を持つ仲間と一緒に学ぶため、自然と刺激を受け、モチベーションを保ちやすくなります。
また、授業のスケジュールに沿って学習を進めるので、独学でありがちな「計画が崩れてしまう」という心配も少なく、安定して試験対策を続けられます。
就職サポートが受けられる
スクールによっては、修了後に就職の個別相談や求人情報の紹介など就職サポートを受けられるところもあります。
サポートの有無や内容はスクールによって異なります。詳しくは資料請求での確認や比較検討がおすすめです。
資料請求はこちら(無料) 医療事務のスクール・通学講座(都道府県を選択)
通学講座を受講するデメリット
通学時間や交通費がかかる
通学講座では、学校までの移動や交通費が必要になります。
仕事や育児と両立する場合、移動にかかる時間が負担になり、学習効率を下げることもあります。
また、決められた授業時間に合わせて通う必要があるため、柔軟に学習スケジュールを調整できない点も注意が必要です。
学習ペースを自分で調整しにくい
通学講座は授業の進行に沿って学ぶため、苦手分野では理解が追いつかず大変に感じるというケースも起こりえます。
通信講座や独学のように、じっくり復習したり、逆に先に進めたりする自由度が低くなるので、人によってはストレスになることがあるでしょう。
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)に合格するためのコツ

実際に医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)に合格した方の情報をもとに、合格のポイントをまとめました。
①自分にあった勉強方法を選ぶ
独学・通信講座・スクールにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
合格を目指すには、自分に合った勉強方法を選ぶことが大切です。
医療事務の経験の有無や確保できる学習時間によって、取り組みやすい方法は大きく変わってきます。
- マイペースに合格を目指したい人:独学がおすすめ
- お金をかけずに合格したい人:独学がおすすめ
- 短期合格を目指したい人:講座・スクールの受講がおすすめ
- 自主的に勉強できる自信がない人:講座・スクールの受講がおすすめ
②テキストや問題集を繰り返し解く
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は在宅試験で、資料をみながらの受験が可能です。
資料やテキストの内容を暗記する必要はありません。主題パターン・用語・計算の意味などの理解が重要です。
問題集を繰り返し解いたり、テキストを読み込んだりすることで、どのようなポイントが出題されるかを把握することが大切という感想も多いようです。
試験本番をイメージして、問題集を繰り返し解くことで、時間配分を意識できるようになるでしょう。
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の合格は就職に有利?

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)に合格すると、履歴書の資格欄に「メディカルクラーク®」と記載できます。
主な業務は、受付や窓口での患者対応、そしてレセプト作成です。さらに、医師や看護師と患者をつなぐ役割も担い、医療用語や医療書類の扱いにも精通しています。
これらのスキルは病院やクリニックで広く求められており、資格を持っていれば就職・転職活動で有利に働く可能性が高まります。
即戦力と評価される可能性も
医療事務は資格不要、未経験可で募集されることも多い仕事ですが、有資格者は書類選考や面接で有利になる可能性があります。
初心者がレセプト作成や医療用語を習得するのには時間がかかります。
その点、メディカルクラーク®の資格を持っていれば、カルテの読み方やレセプト作成の知識を備えた人材とみなされ、即戦力として評価されやすいでしょう。
勉強の継続が必要
診療報酬点数は2年ごとに改定されるため、医療事務職には常に学び続ける姿勢が求められます。
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)に近年合格していれば、最新の知識を身につけている証明になりますし、学習に意欲的であることも示せます。
病院やクリニックにとって、勉強を続けられる人材は魅力的です。メディカルクラーク®は、その意欲をアピールできる資格といえるでしょう。
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)のQ&A

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)のよくある疑問について、Q&A形式でまとめました。
- 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の資格は取得しても意味がない?
- 医療事務の給料・年収事情は?
- 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は未経験でも合格できる?
Q1.医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は取得しても意味がない?
医療事務は未経験から就職できることもあり、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は「資格を取得しても意味がない」と言われることがあります。
しかし、この試験では医療事務に必要な総合的な知識とスキルが問われるため、未経験者にとっても能力を示す大きなアピール材料になります。
また、メディカルクラーク®は歴史が古く、医療業界で広く認知されています。そのため、就職や転職の際には、資格を持たない人よりも採用面で有利に働く可能性が高いといえます。
Q2.医療事務の給料・年収事情は?
医療事務の給料や年収は、一般的な事務職と同程度です。
正社員の場合は平均年収250万円〜300万円ほどですが、地域や勤務先の規模によって差があります。
また、パートやアルバイトは時給1,000円ほどが平均です。こちらも資格や経験によって時給が高くなる場合もあります。
給料面では大きなメリットは少ないものの、メディカルクラーク®の資格を持っていると就職・転職で採用されやすくなります。
さらに、職場で経験を積んだ後に、より条件の良い職場へ転職するなど、キャリアアップの道を広げやすい点も魅力です。
メディカルクラーク®には給与以外にも多くの利点があります。詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
Q3.医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)は未経験でも合格できる?
医療事務の経験がなくても、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の合格は可能です。
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の試験では、資料やテキストを見ながら解答することができます。
学科も実技も、テキストの内容をきちんと理解していれば、合格ラインである7割の得点を十分に狙えます。
診療報酬明細書(レセプト)の作成や、診療料の項目ごとの計算など、慣れないうちは難しく感じるところもあるでしょう。
しかし、問題集を繰り返し解いたり、テキストや講座の受講などで対策すれば合格が見えてきます。
まとめ

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の試験概要や特徴、合格率・難易度について解説しました。
メディカルクラーク®は医療業界からの知名度が高く、「医療事務の資格をとろうかな」と考えた時に選ぶ人が多い資格です。
実際にメディカルクラーク®には、多くのメリットがあります。
- 知識と技能を証明できる
- 資格の認知度と信頼性が高い
- 就職や転職の時に採用で有利になりやすい
メディカルクラーク®の試験はほぼ毎週実施されているので、チャレンジしやすいのも魅力です。
高齢化が進むにつれて医療事務の求人も増えることが予測されています。少しでも医療事務に興味がある方は、メディカルクラーク®の取得を目指してみてはいかがでしょうか。
効率的に資格を取得したい人は、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)の取得が目指せるニチイの通信講座などの利用がおすすめです。
講座では、医療事務の基礎的な知識はもちろん、患者対応で必要な接遇マナーも学べます。
学習上の疑問も講師に質問でき、効率的な学習が可能です。
修了後、就職サポートを利用できる講座もあります。
働くことに不安がある方は、こうしたサポートも視野に入れて検討してみると安心です。
医療事務を目指せるおすすめスクール
生涯学習のユーキャン
ココがポイント!10年間の合格者75,000名突破!4ヶ月で無理なく資格取得を目指せる!
スクールホームページ:
>>生涯学習のユーキャン
ヒューマンアカデミー / 通信講座
ココがポイント!目指す医療事務資格に合わせて最適のコースを選べる!
スクールホームページ:
>>ヒューマンアカデミー / 通信講座
TERADA医療福祉カレッジ(通信)
ココがポイント!医師事務として医師の事務作業を補助し、医療の質を向上
スクールホームページ:
>>TERADA医療福祉カレッジ/通信
監修者プロフィール
東京三洋電気株式会社エレクトロニクス事業部マイコン応用センター退社後、レセプト専用コンピュータ(医科・調剤)販売会社入社。インストラクターに転身。
その後、一時中断をはさみ、2009年から医療事務講師を務める。・・・ [続きを読む]











