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ホームヘルパー2級はなぜ廃止になったの?その理由などについて解説します!

以前はよく耳にしたホームヘルパー2級は廃止され、今では介護職員初任者研修という新しい資格ができています。名称だけ聞けばホームヘルパーの方が分かりやすい気もしますが、なぜホームヘルパー2級の資格は廃止になったのでしょうか。
今回はこの廃止の理由と、それによって何が変わったのか、すでにホームヘルパー2級を持っている人は介護の仕事をする上でどのような影響があるのかなどについてお話しをしていきます。

公開:2019-10-24 15:02 (最終更新:2019-10-30 18:38)

ホームヘルパー2級が廃止になった理由は?

介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)_abolition

介護福祉士を目指す上での資格制度明確化に伴って廃止!

ホームヘルパー2級の資格は、2012年厚生労働省の発表により廃止されました。廃止前までは、ホームヘルパー1級ホームヘルパー2級のほか、介護福祉士介護職員基礎研修など介護に関するさまざまな資格が存在し、それぞれの資格ごとに色々な研修がありました。また、何か1つ資格を取得してから次に別の介護資格を取得する場合にも、同じ学習内容を勉強をしなければならないことが多々ありました。
さらに、これらの資格の中には、国家資格である介護福祉士の受験資格になるものも含まれていますが、この受験資格も複数あり、要件も複雑だったために、何の資格を取得すれば介護福祉士の受験資格になるのか、どのようにキャリアを積めばいいのかなどがとても分かりづらい状態になっていました。

ホームヘルパー2級の資格は、こうした学習範囲の重複やそれに伴う遠回りを無くし、介護福祉士を目指すうえで必要な受験資格の取得を分かりやすくするために廃止されたのです。
そして、このホームヘルパー2級の代わって介護職員初任者研修が誕生し、介護職における資格・養成体系が整理され、多様化する介護業界でのニーズに長く応えていける体制が作られたと言われています。
同時に、介護業界で生涯働きたいという人がキャリアアップを目指しやすい形にもなりました。

これまで大変煩雑であった介護職としてのキャリア形成は、現在では、介護職員初任者研修→介護福祉士実務者研修→介護福祉士(国家資格)→認定介護福祉士もしくはケアマネジャーというように、明確で分かりやすいルートとなっています。

初任者研修(ヘルパー2級)講座・スクール比較

ホームヘルパー2級が介護職員初任者研修になって何が変わったの?

新たな学習科目の追加!

では、ホームヘルパー2級が廃止され介護職員初任者研修ができたことで、何が変わったのでしょうか。

まずは、新たな学習科目として『認知症の理解』が追加された点です。
現在、日本では急速に高齢化が進んでいます。そして、高齢者の人口比率増加に伴って、認知症患者の数も増加傾向にあります。さらに、これから先は2025年問題という言葉が表すように、これまで以上の高齢化社会となることが予想され、それに比例して認知症患者の数も増加すると考えられています。
こうした現状を背景に、実際の介護現場において認知症患者に対しての正しい知識を持ち、的確な対応をできる人材が多く必要とされるようになりました。これが『認知症への理解』が受講科目に追加された経緯としてあります。

施設実習(30時間)の廃止!

変わったことの2つ目は『施設実習30時間の廃止』です。
これまで、ホームヘルパー2級を取得する際には、講義・演習・実習にそれぞれ分かれている研修を合計130時間受講する必要がありました。
ホームヘルパー2級が廃止され、介護職員初任者研修となったことで、必須であった施設実習が廃止され、その分がスクーリングの授業時間に追加されました。なかでも「こころとからだのしくみと生活支援」についての時間が大幅に増加されています。
今でも必要に応じて施設での実習は行われますが、以前とは異なり必須ではなくなっています。介護職員初任者研修では、講義と演習を一体的に実施する研修形式とされ、所要時間は同じく130時間です。通信教育で介護職員初任者研修の資格取得を目指す場合は少し時間数が減りますが、それでもスクーリングの時間は最低89.5時間と定められています。

筆記試験(修了試験)の実施!

最後に『修了試験の実施』です。
ホームヘルパー2級の試験では行われていなかった修了試験が、介護職員初任者研修では行われるようになりました。研修すべてのカリキュラムを修了した後に1時間程度実施されるもので、試験問題が選択式および記述式で出題される筆記試験となります。出題数は32問以上(32科目で各1問以上出題)とされており、合格点は100点満点中の70点以上です。

この試験は受験者をふるいにかけて合格者を決めるというものではなく、介護職員初任者研修で学んだことの理解度を確認することを目的としています。そのため、それまでの授業内容をしっかり理解していれば、問題なく合格できるレベルとなっています。
すべてのカリキュラムの修了、修了試験の合格をすべてクリアすると、介護職員初任者研修の資格が取得できます。

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ホームヘルパー2級の廃止、介護職員初任者研修への名称変更は介護業務への影響はある?

仕事をする上で影響は無し!資格を取り直す必要も特にない!

介護職員初任者研修では、ホームヘルパー2級の研修科目には含まれていなかった「認知症の理解」などの科目が追加されてはいますが、ホームヘルパー2級の資格しか持っていないとしても特に仕事の上で困るということはなさそうです。
また、履歴書に記載する際にもホームヘルパー2級の資格取得者は、介護職員初任者研修の修了と同程度の要件を満たしているとみなされることもあり、履歴書に記載する上での資格効力も同等と考えて問題はないと言えます。

ただし、同程度であるとみなされるとは言っても、介護職員初任者研修を修了していない場合は、当然履歴書に「介護職員初任者研修課程修了」とは記載できないのでご注意ください。ホームヘルパー2級を修了している人は「ホームヘルパー2級修了」または、「訪問介護員2級養成研修課程修了」と履歴書に記載してください。

このように、ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修では確かに資格名称は異なりますが、特に介護業務にあたる場合、また就職や転職をする場合にも現状では同等の資格とみなされます。ホームヘルパー2級の資格取得者が介護職員初任者研修を新たに取得し直す必要はとくにはありません。

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「ホームヘルパー2級」履歴書に書く際の正式名称は?

「訪問介護員2級養成研修課程修了」が本来は正しい書き方!

先程も少し触れましたが、ホームヘルパー2級の人がその資格を履歴書に書く場合『ホームヘルパー2級修了』のほかに、「訪問介護員2級養成研修課程修了」という書き方ができます。『ホームヘルパー2級修了』でも通用はするのですが、本来はこの「訪問介護員2級養成研修課程修了」が正式名称です。
名前が難しいために『訪問介護員2級養成研修修了』『介護2級ヘルパー』『訪問介護員養成研修2級』など間違った書き方をしてしまう人も多くいるので注意しましょう。

また、介護職員初任者研修は『初任者研修』と省略して呼ばれるため勘違いしやすいのですが、こちらも正式名称は『介護職員初任者研修』です。そして、この資格を履歴書に記載する際の正式な名称は「介護職員初任者研修課程修了」となっています。
こちらも『介護職員初任者研修』や『介護初任者研修』『介護職員初任者研修修了』『介護職員初任者』などの間違いが多いので、履歴書を書く際には十分に注意してください。

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