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「介護職員初任者研修」と「介護福祉士実務者研修」は何が違うの?資格の違いについて解説します!

「介護職員初任者研修」と「介護福祉士実務者研修」という資格があります。どちらも実務経験や国籍年齢性別など受講するための要件がない資格ですが、これから介護に関する資格を取ろうと思ったときに違いが分からず、どちらを選ぶべきか悩まれる方は多いのではないでしょうか。
今回はこの二つの資格について、どのような違いがあるのか、また、どのような共通点があるのかと、学べることの差などを取り上げて比較しながらご説明します。

公開:2019-10-10 16:52 (最終更新:2020-06-23 11:31)

「介護職員初任者研修」と「介護福祉士実務者研修」の2つの資格の違いは?

介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)_difference

(1)カリキュラム・受講科目が異なる!

まず、この2つの資格での違いであげられるのがカリキュラムや受講項目が異なることです。

介護職員初任者研修は、全9科目、合計130時間のカリキュラムで構成されます。内容は教材を使って学ぶ講義のほかに実際に体を使って介護技術を学ぶ実技があり、全ての授業修了した後に理解度を確認するための修了試験が実施されます。この修了試験に合格すると資格取得となります。

一方、介護福祉士実務者研修は、全部で20科目と介護職員初任者研修に比べて随分科目数が多いことが分かります。これに伴い当然受講時間数も増えるため、受講時間は450時間にもなります。介護福祉士実務者研修は、実務経験だけでは習得できない知識や技術を学ぶことで、幅広い層の利用者に介護サービスが提供できるようになることを目的として学びます。いわば、介護職員初任者研修の上位資格と言われるものになります。

前述のように介護福祉士実務者研修はとても時間数が多いのですが、実は既に取得している資格によって受講内容の一部が免除されます。
ホームヘルパーの2級を取得していれば130時間、ホームヘルパー1級を取得していれば355時間がそれぞれ免除されます。また、介護職員基礎研修取得者は400時間の免除となります。また、介護福祉士実務者研修では修了試験は行われませんが、各科目の修了後に筆記試験が行われます。

(2)介護福祉士の受験資格になるかどうか!

次にあげられる違いが、介護福祉士国家試験の受験資格になるかならないかということです。
結論から言うと、介護職員初任者研修の修了では国家資格である介護福祉士の受験資格として認められません。一方で、介護福祉士実務者研修を修了していると同資格の受験資格として認められるということになります。

これは、2016年度(第29回)の試験から定められたもので、実務経験を経て介護福祉士国家試験を受験するルートの場合には必須条件とされています。具体的には、介護の実務経験3年以上に加えて介護福祉士実務者研修修了が義務付けられた形となりました。

※この場合の実務経験3年はただ在籍期間があれば良いわけではありません。従業期間3年(1,095日以上)かつ、従事日数540日以上を満たす必要があります。年次有給休暇や特別休暇、出張、研修等などで実際に介護業務に従事しなかった日数は除かれますのでご注意ください。また、受験申し込み時に実務経験の日数条件を満たしていなくても、試験実施年度の3月31日までに従業期間および従事日数が上記の日数以上となる見込みがある場合は、実務経験見込みとして受験できます。

結果的に介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修は、どちらも無資格・未経験で、介護に関する知識がなくても受けられる研修ではありますが、その先で得られるものが異なるということになります。
介護福祉士国家試験を視野に入れている場合や介護職員として一層のキャリアアップを目指したいという場合は、介護福祉士実務者研修の受講を計画しましょう。

(3)サービス提供責任者になれるかどうか

サービス提供責任者を目指す場合にも、介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修の違いがあります。介護職員初任者研修の修了だけではサービス提供責任者の役職に就けませんが、介護福祉士実務者研修を修了しているとサービス提供責任者として働くことができるのです。

このサービス提供責任者というのは、介護業界で「サ責」とも呼ばれるもので、介護サービスを提供する場においてケアマネジャーや介護ヘルパーとの連絡・調整をするコーディネーター役です。
具体的には、ケアマネジャーが立てた介護プランを基に介護サービスの計画を立案したり、介護ヘルパーへの指示や指導を行ったりするのが主な仕事です。それ以外にも、利用者の家族とコミュニケーションをとることで提供する介護サービスの説明や同意を得たり、介護ヘルパーの支援をしたりします。場合によっては、経験の浅いヘルパーが利用者宅へ訪れる際の同行訪問やモニタリングをすることもあります。

このように利用者に質の高いサービスを提供することを目的とした仕事は多岐にわたります。いわばサービス提供管理者は、訪問介護サービスの要となる存在なのです。
また、指定訪問介護事業所においては、利用者数40人に対し1人以上のサービス提供責任者の配置義務があり、事業として介護サービスを提供する上でも重要な存在となっています。
なお、このサービス提供責任者は実務経験期間に関係なく就くことができ、給与や待遇の改善も期待できます。

(4)たん吸引などを学べるかどうか

この2つの資格の違いは、学べる内容にもあります。
介護職員初任者研修では、たん吸引などを学ぶことができません。一方で、介護福祉士実務者研修は受講カリキュラムに含まれています。
このたん吸引などの研修は『喀痰吸引等研修』といい、介護職員が一定の条件下であればたん吸引等の実施が可能となったために、2012年4月から行われるようになった研修です。
たんの吸引(口腔内・鼻腔内・気管カニューレ内部)と、経管栄養(胃ろう・腸ろう・経鼻経管栄養)を行うことのできる介護職員等を養成することを目的とします。この研修は『講義50時間(5項目)と演習で構成される基本研修『基本研修で学んだ5項目の中から実際に規定回数を実施する実地研修』に分かれています。
高齢者社会が進むにつれて、在宅や老人ホームなどの施設でもたん吸引や経管栄養のニーズは高まってきています。介護福祉士実務者研修を受講することでこれらの知識を学ぶことができれば、介護業界で実践力になれるため就職や転職においてとても有利になります。

初任者研修(ヘルパー2級)講座・スクール比較

「介護職員初任者研修」と「介護福祉士実務者研修」2つの資格に共通していることは?

どちらも国家資格ではない!

ここまで介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修の違いについてお話ししてきましたが、この2つの資格には共通点もあります。それはどちらも国家資格ではないということです。

介護福祉士実務者研修は「文部科学大臣および厚生労働大臣の指定した学校、または厚生労働大臣の指定した養成施設において介護福祉士として必要な知識及び技能を修得するための研修」とされています。
それに対し、介護職員初任者研修は「厚生労働省認定の修了試験のある研修」とされ、公的資格です。

どちらも国家資格ではありませんが、介護についての知識とスキルを持っているという証明になり、履歴書に書くことができる資格です。また、働く事業所などによってはそれぞれの資格によって資格手当がつくことがあります。就職・転職の際には、これらの資格を持っていることをしっかりと履歴書に記載しましょう。

▼「介護福祉士実務者研修」の資格の詳細については、下記リンクよりご確認いただけます。

【介護福祉士実務者研修】の資格の詳細はこちら

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