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【2017年最新】ホームヘルパー2級資格の現状とこれから

ヘルパー資格として馴染みのあった「ホームヘルパー2級」研修が廃止されて数年経ちますが、いまだに資格自体は有効です。このページではホームヘルパー(訪問介護員)についてと、新旧のヘルパー資格についての最新情報をお伝えします。

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ホームヘルパー2級資格の廃止について ホームヘルパー2級とは

ホームヘルパー2級資格の廃止についてあえて今解説します。ホームヘルパー2級は、日本国内で介護のスキルを証明するために実施されていた、訪問介護員2級養成研修の別称です。訪問介護員とは介護事業所などに所属し、家庭・自宅での介護、つまり訪問介護を行うものを指します。

介護職需要が増加する時代の流れとともに、ホームヘルパー(訪問介護員)の役割が増す中、よりわかりやすい資格取得ルートを確立するために、ホームヘルパー2級研修は2013年に廃止になり、後継資格として、「介護職員初任者研修」という名称に変更になりました。ただし、ホームヘルパー2級資格自体がなくなってしまったわけではなく、既に修了している方は、引き続きヘルパー2級資格取得者として名乗ることができます。また、ホームヘルパー2級、介護職員初任者研修ともに国家資格ではありません。

ホームヘルパー2級廃止の流れ

同時期に廃止されたのは、ヘルパー2級研修だけではありません。ヘルパー2級の上位資格として「ヘルパー1級研修」「介護職員基礎研修」「介護福祉士(国家資格)」などの資格がありました。このうち「ヘルパー1級研修」「介護職員基礎研修」は、実務者研修に統合されました。一方、ヘルパー2級研修は、介護職員初任者研修名前を変え、介護資格の取得ルートにおける最初の基礎資格として定着しています。

また、国家資格である介護福祉士の重要度を高め、介護レベルの向上を図る目的もあり、受験資格の一部に実務者研修が追加されるなど、順調にキャリアパスの整備が進んでいます。

初任者研修(ヘルパー2級)講座・スクール比較 ヘルパー資格の種類

制度変更から数年たった現在でも「ヘルパー2級」「ヘルパー資格」といった呼び名が廃れていないのは、それほど馴染みのある名称だったからと思います。新旧で「ヘルパー」と名の付く資格名を集めましたので、参考になればと思います。

ホームヘルパー3級
2009年に廃止。介護の資格であるにも関わらず身体介護が行えないなど、有効性が疑問視されていました。

ホームヘルパー2級
2013年から介護職員初任者研修へと移行。今も介護職の基本資格として定着しています。

ホームヘルパー1級
2013年から実務者研修に一本化。サービス提供責任者になれるなどヘルパー2級の上位資格の位置づけでした。

介護ヘルパー初任者研修
介護職員初任者研修のことを指します。三幸福祉カレッジが一時使っていた名称です。

ガイドヘルパー(移動介護従事者)
ガイドヘルパーは現存する資格です。視覚障害、全身性障害の方の外出介助が行えるように。ヘルパー2級は、知的障害者の外出介助が可能。

難病患者等ホームヘルパー
難病患者等ホームヘルパーは現存する資格です。難病患者等に対してのホームヘルパースキルを向上するための研修。

初任者研修(ヘルパー2級)講座・スクール比較 ヘルパー2級資格の今後の扱い 資格自体は有効に

ヘルパー2級研修を受講することはもうできませんが、すでに取得しているヘルパー2級資格は有効です。履歴書にも「ホームヘルパー2級修了」「訪問介護員2級養成研修課程修了」と書くことができます。また、扱いとしても介護職員初任者研修を修了しているのと同様の扱いになりますので、改めて初任者研修を受講しなおす必要はありません。同様にヘルパー1級や介護職員基礎研修修了者も資格自体は有効です。むしろ実務者研修を受講する際に、ヘルパー2級、ヘルパー1級、介護職員基礎研修の修了者は、必要時間と費用が少なくなるので、証明書はなくさないようにしましょう。

資格証明書の再発行はできる?

もし資格証明書を紛失してしまった場合は、受講した事業所で再発行が可能です。ホームヘルパー2級は都道府県管轄の資格でしたが、再発行については事業所が行うように明記されています。

万が一受講した事業所がすでになくなってしまっている場合、再発行は難しいかもしれません。

国家資格の介護福祉士を目指しましょう。

介護職員初任者研修への制度変更がされてから、資格取得者は順調に増えていますが、まだまだ人材難です。既にヘルパー2級を取得している方は、それだけで介護事業所で働きやすくなると思いますが、さらなるステップアップをするために、実務者研修や介護福祉士の資格取得を目指すことをおすすめします。業務の幅が広がるだけでなく、給料にも影響してくることでしょう。

初任者研修(ヘルパー2級)講座・スクール比較 ヘルパー2級と介護職員初任者研修の違い 介護職員初任者研修の特徴

介護職員初任者研修は、介護職員として働くうえで必要な知識とスキルを新しく体系立ててわかりやすく再構成した研修です。カリキュラムをある程度統一指針に基づいて作ることで、どのスクールでも均一された教育ができるような仕組みを目指しています。また、講義を聴くだけでなく、実技の時間を充実させたり、理解度を確かめるための修了試験を設けるなど、双方向の理解確認の機会が増えています。とはいえ、働きながらでも学びやすいように、カリキュラムの大半は通信教育で学べるようにも配慮されています。

ヘルパー2級との違い

基本的に違いはないと言っても大丈夫ですが、変化というと、修了試験ができたことと、現地での実習がなくなったことが挙げられます。修了試験事態の難易度はけして高くなく、授業内容を理解していたか確認する程度のものです。現地の実習がなくなることで、実際の現場でのスキルは大丈夫なのかという声も、当初はありましたが、介護職員初任者研修が始まってしばらく経過した現在では、大きな課題は見えていません。

初任者研修(ヘルパー2級)講座・スクール比較 職業としてのホームヘルパーとは ホームヘルパーとは

「ホームヘルパー」という言葉は、資格というよりは、職業として認識されています。介護サービスには施設介護と訪問介護に分けられますが、このうち訪問介護を行う人をホームヘルパーと呼びます。

ホームヘルパーの平均年収

厚生労働省「平成27年賃金構造基本統計調査」の結果、ホームヘルパーの平均年齢は、正社員の場合で45.3歳、平均年収は304万3100円となりました。年間ボーナスの平均は、34万1900円です。国税庁の「平成26年分民間給与実態統計調査結果」によると、給与所得者の平均年収は415万円でした。ホームヘルパーの年収は、他業種の給与に比べると、やや低めの水準であることがわかります。しかしながら、最近、働き手が増えてきている介護や福祉分野の仕事で見ると、ホームヘルパーの所得は比較的、高い方です。ただし、勤務をする施設ごとに、給与体系には差があります。また、役職や資格に対する各種手当や福利厚生なども違いがあります。

【正社員】
平均年齢 45.3歳
勤続年数 6.6年
労働時間 165時間/月
残業時間 7時間/月
平均月収 225,100円
賞与   341,900円
平均年収 3,043,100円
労働者数 87,790人

【パート】
平均年齢 55.6歳
勤続年数 5.6年
実労働日数 16.5日/月
1日の平均労働時間 3.6時間/日
平均時給 1,385円

出典:「平成27年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省) ※平均年収については本統計データを加工して作成(きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額)

パートでホームヘルパーとして働く

ホームヘルパーとしてパート勤務する場合、時給は1385円です。時給が最も高い首都圏でも1019円なので、ホームヘルパーのパート勤務は、高い時給が得られる仕事だと言えます。 ホームヘルパーの1日の平均勤務時間が3.6時間で、1か月の平均勤務日数は16.5日です。平均的な勤務日数・時間で働いたとすると、8万2269円の月収になります。パート勤務をしているホームヘルパーは、平均年齢は53.1歳です。パート勤務者の多くは、子育てが落ち着いた主婦層で、時間にゆとりが出来て扶養内で働いているケースが考えられます。週に4日~5日くらいのペースで、短時間のパート勤務をしながら、月に約8万円の収入を得ることが可能です。

女性の仕事として

介護職における女性の割合は、約80パーセントです。男性の職員数は、圧倒的に少ない仕事だと言えます。とくにホームヘルパーは、取得しやすい資格ですし、短時間のパート勤務でも働くことが出来る仕事なので、女性からの人気が高いと考えられます。今後も、さらに働き手が求められていくので、働き口に困ることもない仕事です。しかしながら、介護分野の仕事で、キャリアアップを目指して、さらに上の所得を目指す女性には、おススメは出来ません。その場合、ホームヘルパー以外にも、資格や経験が求められます。ホームヘルパーは、体力が求められる仕事ではあるものの、年齢制限はありませんし、自分のペースで働き続けることが出来るので、女性がいつまでも収入を得られる仕事として魅力的です。

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